【自然】
さて指宿を堪能したので、空港に向かおう。 その道中、桜島に立ち寄りました。 以前、桜島の海中温泉を訪れたことがありましたが、今回は別の海中温泉へと足を運んでみました。 abdominalpore.hatenablog.com アクセスは少し難しいものの、干潮のタイミング…
「一本松たつこの湯」へ向かう途中、登山道にふわりと漂う硫黄の香り。 周囲を探索すると、笹薮の奥に、ひっそりと佇む湯だまりを見つけました。 これは……なかなか良さげな天然の湯船。 ほとんど人が訪れていないようで、枯れ葉や堆積物で湯船は埋まりかけて…
先達川の湯から登山道をさらに奥へ進むと、やがて下の写真のような人工物に行き当たります。 かつてここには橋が架かっていたのですが、すでに流されており、その痕跡を残すのみ。 この橋のたもとには「石山の湯」と呼ばれる野湯があります。 しかし、水量が…
秋田県は乳頭温泉郷。 そのさらに奥地に点在する野湯群を訪れてきました。 まずは黒湯温泉の脇を抜ける登山道を進んでいきます。 整備された道ではありますが、それなりの登山装備で向かうのが安心です。 途中、おそらく黒湯温泉が管理していると思われる湧…
高知県No.1の秘湯宿である「用井温泉 寿荘」。 10年ほど前に、一度宿泊できるチャンスがあったのですが、残念ながらお休みだったんです。 ということで、10年越しに念願の宿泊です。 客室は3部屋のみ、田舎のおばあちゃん家のように非常に質素な造りです。 …
寝待温泉の目の前に聳え立つ「立神岩」。 この巨岩と海岸線の間で温泉が湧いています。 干潮時に訪れれば、温泉が海面上に顔を出すそうですが、あいにく干潮に間に合わず。 とりあえず探索開始したところ、明らかに温泉成分が析出している場所が多数。 海底…
最終目的地は、稚内市にある日本最北端の温泉「稚内温泉童夢」。 onsen-domu.com しかし、その途中にも寄らなければならない温泉施設が多数。 なぜか、ほとんどの施設が道の駅に併設されています。 都度、道の駅グルメトラップに引っかかって、美味しいもの…
新千歳空港を出発! 今回の目的地は、稚内ダァ! 通称オロロンラインと言われる、石狩市から稚内市までの道を、300km北上しながら、温泉巡りです。 ちなみにオロロンとはウミガラスのこと。 オロロンラインの途中、左手の沖合に見えてくる天売島という島に生…
東京のお仕事が終わり、埼玉県で立ち寄り温泉めぐりです。 埼玉県の秩父地方では、冷鉱泉が湧出しています。 江戸時代には、鳩の湯、千鹿谷の湯、梁場の湯、大指の湯、新木の湯、柴原の湯、鹿の湯の7ヶ所(後ろ3ヶ所は現在も営業中)を、「秩父七湯」と呼…
恐山菩提寺から薬研温泉に向かっていくと、左手の正津川を挟んだ対岸に、木枠に囲まれた四角い湯船ぽいのが。 あれ入浴できるんじゃない? 河岸に降りますと、小地獄釜の湯と同じくらい、至る所から湧き出してます。 河岸の擁壁の配管からも、白濁〜黄白濁の…
久しぶりに下北半島に遠征。 下北半島で最も有名なのが恐山。 ja.wikipedia.org 恐山の菩提寺には、古滝の湯(男性)、冷抜の湯(女性)、薬師の湯(男女交代制)、花染の湯(混浴)と4ヶ所の湯小屋があります。 入山料を支払えば、すべての湯小屋が無料で…
昔の資料を見ていたら、某市に炭酸鉱泉があるらしい。 とりあえず、あたりを付けて車中から探してみますが、全く分からない。 ちょうど、地元のおじいちゃんが歩いておられたのでお尋ねしたところ、ご案内していただけることに。 軽トラで先導してくれて、林…
石川県でお仕事。 いつも通り、さっさと仕事完了させて湯めぐり。 こちら、金沢市内のとある墓場。 擁壁の奥に枡がありますね。 この枡の配管からユルユルと流れ出ていますが、お目当てはこれではない。 こっちの大きな枡の方がお目当て。 擁壁から飛び出し…
蔵出し小ネタです。 大阪市は、関西地方で最多の人口を有する政令指定都市。 通称キタ(梅田周辺)やミナミ(心斎橋周辺)をはじめ、至る所に高層ビル群が乱立しています。 大都市大阪市は意外にも温泉が豊富。 巨大スパ銭から町の銭湯屋さんまで、温泉施設…
悄然とした林の中を流れる小川。 滑床の岩盤上を清流が流れています。 川縁の土手に洞窟みたいなのが。 数メートルほど四角に掘られた奥の壁には石仏が彫られています。 石仏が人型というのが、かろうじて分かる程度。 長い年月を経て、かなり風化しているの…
巷説によると、この辺に鉱泉があるらしいので、現地調査開始。 これなに? ゆるゆると湧き出した清透な水が、枡の切れ目から流れ出ている。 ちょっと舐めてみましたが、こんな海岸沿いなのに塩気ゼロ。 これが探し求めていた鉱泉か? まぁいいや、とりあえず…
函館市の東側にある大船温泉。 こちらの大船温泉は、「上の湯」「中の湯」「下の湯」の3箇所に分けられます。 まずは海側に近い下の湯から。 こちら営業許可を取っていない有料温泉施設という噂もあり、ネットへの記載は禁止とのことで、写真は控えておきま…
海沿いにテトラポッドが組まれた某所。 周囲10メートルくらいに、硫黄の匂いが立ち込めてます。 これは期待大。 海を見るとプクプクしてる(分かりにくいかな)。 水中で湧いてますね。 スロープの脇に目を移すと、真っ白に染まってます。 水の流れを辿ると…
最初は沢登りです。 すぐに杣道がでてきて、快適に進めます。 数分歩いたところ杣道が崩れており、再び沢登り。 スタートから10分ほどで奥の院地獄に到着。 上の方に登っていくと、前方に噴気が見えてきます。 噴気の近くにはそこそこサイズの湯船があるらし…
クレーターの湯を目指して、沢を下ります。 下ること2、3分、黒玉の湯とよく似た不快な匂いが。 噴気が見えてきました。 ここもお湯が湧き出しており、沢の水も温かい。 ツレは、換水率の良い沢の温泉が良いらしい。 クレーターの湯は、この噴気の裏側にあり…
黒玉の湯にあっさり到着。 周囲には独特な匂いが漂っています。 アブラ臭に家畜系の臭い(メタンガス?)。 決して良い臭いではない。 至る所にボゴボコと高温の温泉が湧き出してます。 その中心に鎮座してるのが、メインの黒玉の湯。 タールのような真っ黒…
大崎市のこんなとこにあるらしい、赤湯と呼ばれる野湯を目指します。 すでに川面が茶色ですが、フツーに冷たい川です。 川と並行して伸びる林道を登りながら、目的の赤湯を探します。 ところどころ、川底から気泡が上がり、鉄系のモヤモヤとした析出物が形成…
大阪南部は炭酸鉱泉のメッカ。 abdominalpore.hatenablog.com abdominalpore.hatenablog.com abdominalpore.hatenablog.com 他の3カ所まとめて記事にしてみました。 ①ボックスカルバートの鉱泉 とあるボックスカルバート(箱型の暗渠)前に湧いています。 右…
この奥に猿ノ湯という全身浸かれるほどの野湯があるとのこと。 熊よけスプレーに熊鈴持って、意気軒昂に出発。 道は川の流れに削られ、足元注意。 大きな木も倒れて道を塞いでるし。 猿ノ湯があるはずの場所に到着。 なんか最近流れてきたっぽい大きなゴロタ…
青森県の西端に位置する深浦町。 夕陽に近い町として、日本の夕陽百選にも選ばれてます。 訪れた時間帯はちょうど日が沈むころ。 心が洗われる・・・ ここから真下を見ると、海岸線沿いの海が茶色に。 海岸線まで降りてみると小屋があり、そこから海まで茶色…
宮崎県のどっかの海岸沿い。 こんな道沿いに車を停めて、海岸まで降りていきます。 どこにでもあるような普通の海岸。 タイドプールがたくさんあって、閉じ込められた小魚がいっぱい。 小魚は置いといて、どんどん海岸線を進んでいきますと、海岸の一部の岩…
安比温泉から無事に帰還後、ちょー久しぶりの藤七温泉 彩雲荘に宿泊。 でも、彩雲荘にチェックインする前に、野湯である奥藤七温泉にドロップイン。 奥藤七温泉は、藤七温泉 彩雲荘よりも山の上にある野湯です。 草木を踏まないように、杣道から谷底に向かっ…
旧知己に会いに岩手県へ。 もちろん、それ以外のスケジュールは、ほとんどが湯めぐりですがw 向かった先は、すんごく久しぶりの八幡平。 山頂に向かうにつれ、気温は10℃台まで落ちて、残雪が残る幻想的な景色が広がります。 岩手県と秋田県の県境にある八幡…
島根県アルファベット鉱泉シリーズ。 ラストはK鉱泉です。 ツレが指差している橋の下に、立派なトラバーチンが見えますね。 茶色の部分は、今も鉱泉が流れています。 昔は上に走ってる道の山側から湧き出ていたようです。 その後、道路整備をしたことで、湧…
島根県アルファベット鉱泉シリーズ。 三つ目はT鉱泉。 下の写真のどこに湧いてるのでしょーか? 奥の擁壁沿いが茶色に染まってますが、そちらはほとんど湧出していません。 正解は下の写真の赤丸。 赤丸の上流側(右側)に茶色の鉱泉が湧出してて、下流側(…