富山県高岡市の田舎道沿いの小さな平屋。 こちらには西明寺薬師大明神が奉られています。 扉を開けますと、二畳ほどの室内に鎮座。 なんでも鎌倉時代に、傷を負った鹿がこの鉱泉で癒し、その後薬師様に化したそうです。 ちょっと前まで湯小屋があって、入浴…
地元の烏骨鶏農場の方が温泉を掘り当てて、無料で振る舞い湯をされている「天神の湯 足湯&手湯」。 建物の後ろの看板には、烏骨鶏でできたカステラの広告がドーンと。 訪問した日は、建物の鍵が掛かっており、残念ながら「天神の湯」はお休み。 天神の湯は、…
金沢市内に昔あったというK鉱泉。 多分この辺だと思うんだけどなぁ。 おっと、流しがある。 五感で調べた感じ、鉱泉ではなさそう。 道を進んでいくと、あれ? 側溝に金気がある。 流れの袂を辿ると、この配管から染み出している。 うーん、これ? なんかキタ…
石川県でお仕事。 いつも通り、さっさと仕事完了させて湯めぐり。 こちら、金沢市内のとある墓場。 擁壁の奥に枡がありますね。 この枡の配管からユルユルと流れ出ていますが、お目当てはこれではない。 こっちの大きな枡の方がお目当て。 擁壁から飛び出し…
蔵出し小ネタです。 大阪市は、関西地方で最多の人口を有する政令指定都市。 通称キタ(梅田周辺)やミナミ(心斎橋周辺)をはじめ、至る所に高層ビル群が乱立しています。 大都市大阪市は意外にも温泉が豊富。 巨大スパ銭から町の銭湯屋さんまで、温泉施設…
神奈川でお仕事。 ちゃちゃっと仕事は終わらせて、空き時間に訪れたのがこちら。 「川匂の湯場」と呼ばれる場所。 「川匂」はなんと読むでしょう? 正解は、 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 「かわわ」と読むそうです。 昔は「匂」ではなく「勾」と書いて、「川勾」だったそ…
川沿いの原っぱ。 そこそこキレイな平屋。 鍵が掛かってます。 なんだろこれ? 平屋の背側の土手上に井筒が見えますね。 怪しい、匂うぞ。 探すと、やはりありましたよ。 井筒の足元あたりに。 古いコンクリートで出来た何かの遺構から流れ出てました。 29.2…
居伝金はイデガネと呼ぶんだそう。 どういう意味なんだろ? 居伝金温泉の案内板などはありませんが、橋を渡ればすぐに見えてきました。 小綺麗に管理されてますね。 数メートル先に源泉があるようで、塩ビ管で引っ張ってきてます。 それほど湧出量は多くない…
廃田を横目に森に分け入ります。 場所はここで合ってるのかな? 合ってたw 展望台みたいに2階に上がれる構造物。 この下に白い樽と、汲むための桶が用意されてます。 白い樽には、緑色のホースから鉱泉が注がれてます。 11.8℃とヒンヤリ。 飲んでみましたが…
千葉県の君津市では、戦後の高度成長期の食糧増産に合わせて、上総掘り(かずさぼり)という技術を利用して、地下水を農業用灌漑に使用していました。 そして、一部の地下水は、琥珀色をしたモール泉なんです。 ja.wikipedia.org その1 その2 その3 その4…
悄然とした林の中を流れる小川。 滑床の岩盤上を清流が流れています。 川縁の土手に洞窟みたいなのが。 数メートルほど四角に掘られた奥の壁には石仏が彫られています。 石仏が人型というのが、かろうじて分かる程度。 長い年月を経て、かなり風化しているの…
とある温泉施設で、運び湯として利用されている源泉に向かいます。 進んでいくと、素掘りの隧道が。 内部は真っ暗で、結構怖い。 隧道抜けて見えてきたのが、タンク車が汲むための貯湯槽。 ただ仄聞によると、今はここから汲んでいないという話も。 そこから…
うっすら緑色の硫黄泉を沸かして供する粟斗温泉。 循環していますが、非加熱源泉の蛇口を捻れば、硫黄アロマの冷鉱泉を楽しめます。 その近くにある温泉スタンドが「粟斗タンク鉱泉」。 温泉マークがあるこっちのタンクは、昔利用していたのか、今は空っぽ。…
鴨川市にある「元名の鉱泉」 かなり狭隘な道路を通っていきます。 今回、軽自動車をレンタルしましたが、普通車では到達できないと思います。 駐車場から降りていきますと、まずは公衆トイレがあります。 トレッキングルート上ですので、ここでトイレ休憩す…
南房総市にある、増間(ますま)温泉跡。 別名、真杉温泉とも言われています。 草に埋まって見逃しそうな案内板があります。 「房陽郡郷考によると増間郷に三杉と言う温泉があり皮膚病に特効があり多い日には百五十人も近隣の郷村から押し寄せたとある。吉野…
以前、乗車した寝台列車「WEST EXPRESS銀河」。 abdominalpore.hatenablog.com そこで今回は、唯一定期運行されている寝台列車「サンライズ出雲」に乗車ダァ! ja.wikipedia.org しかも狙う指定席券は一番人気のサンライズ・ツイン。 search.yahoo.co.jp ま…
巷説によると、この辺に鉱泉があるらしいので、現地調査開始。 これなに? ゆるゆると湧き出した清透な水が、枡の切れ目から流れ出ている。 ちょっと舐めてみましたが、こんな海岸沿いなのに塩気ゼロ。 これが探し求めていた鉱泉か? まぁいいや、とりあえず…
京丹波町の旧和知町には「阿上三所(あじょうさんしょ)神社」という名前の神社が4つあるそう。 名前が同じ神社が複数、一つの町にあるのって珍しい? その「阿上三所神社」の一つ、本庄地区にあるのがこちら。 1306年に現在地に移設されたという記録はある…
北海道南部のとある街中。 この街の狭いエリア内に冷鉱泉が3箇所で湧き出しています。 その1 こちらは二槽のコンクリ枡です。 ここがすごいのはアブラの量。 水面が油膜でテッカテカ。 GIFで見れば、アブラの量がよくわかる。 湯温は19.6℃。 口に含むと、ジ…
駒ヶ岳の南部に位置する大沼国定公園。 ja.wikipedia.org 大小様々の沼と、そこに浮かぶ百千の小島からなる景趣を目当てに、平日にも関わらず数多の観光客が来てました。 そのアクセス口であるJR大沼公園駅。 この駅の近くにあるのが「千代蔵温泉」。 小屋の…
七飯町の廃温泉旅館2箇所に訪問。 1箇所目 こちらは小規模旅館です。 まだ立派な施設が残っていますが、もう誰もいません。 施設のお庭に流れのある水溜りが。 藻類の繁茂具合から普通の水でないのは一目瞭然。 壊れかけの土管から立ち上がった配管から垂れ…
函館市の東側にある大船温泉。 こちらの大船温泉は、「上の湯」「中の湯」「下の湯」の3箇所に分けられます。 まずは海側に近い下の湯から。 こちら営業許可を取っていない有料温泉施設という噂もあり、ネットへの記載は禁止とのことで、写真は控えておきま…
有名な磯谷温泉跡です。 国道278号線沿いの双見簡易郵便局脇の道を進みます。 林道になりますが、途中分岐があっても常に右側の道を進めば到着します。 現地に到着すると、まず左手にモクモクと湯気が立ち上がる源泉が見えます。 地面のグチョグチョを避けて…
森町の、とある寂れた村落。 この町の、とある廃旅館。 建物の奥に行きますと、櫓が見えてきます。 これが源泉。 温泉は排水溝がないため、アスファルト上を流れて下ってます。 裏手に回りますと、朽ち果て具合がよく分かります。 いつ廃業したんでしょ? 櫓…
久しぶりの函館。 今夜の宿は「銀婚湯」なので、函館から北上しながら湯めぐり。 途中5箇所の無料温泉に立ち寄りますが、ことごとく廃湯や立入禁止で撃沈( ;∀;) しかし、たまたま出会った古老から重要な情報ゲット! 「もう住んでない民家の温泉、まだ垂れ…
兵庫県のとある山中。 トボトボと進んでいきます。 だーれもいない山中、ちょっと不安になるほど裏寂しい。 彷徨の末、やっと到着。 温泉好きには堪らない、この色合い。 配管が2本、ニョッキリ立ち上がっています。 鉱泉は、手前の1本から湧き出しています…
兵庫県のどっか。 ちょっと斜面を下ってみます。 おっ、配管があります。 配管からチョロチョロですが、垂れ流しが。 しかもチョロチョロが落ちたところは、白い析出物がありますね。 ティスティングしますと、強い硫黄臭。 宜なるかな、単純硫黄泉だもん。 …
淡路島のほぼ真ん中の素朴な山間。 ここに、もしかしたら温泉かもしれない湧水があると仄聞したので、訪れてみました。 田んぼの畦道を通っていくと、細小川に掛けられた赤い橋があります。 その向こうに、茶色に染まった湧水の流れが見えます。 ここの名は…
山を切り開いた閑静な住宅街にある公園。 ゲートボールに興じているリタイアされた人々を横目に、公園の中を下って行きます。 よーく耳をそば立てながら歩いていると、「ザバザバ」聞こえてくる。 音の発生源に向かうと、いとも容易く見つけました。 周辺に…
所用で兵庫県に。 三ノ宮で用事が終わった後、三ノ宮駅から徒歩5分の場所へ。 路地裏の十字路の角地。 大きな櫓が見えて来ました。 マニアが見れば、ピーンときますよね。 ここは、神戸サウナ & スパ (kobe-sauna.co.jp)の裏側にある神乃湯温泉源泉場。 神戸…