湯の中で屁を放ったようなブログ -とりとめのない無料温泉-

⭐️兵庫県淡路市 大師の水

淡路島のほぼ真ん中の素朴な山間。

ここに、もしかしたら温泉かもしれない湧水があると仄聞したので、訪れてみました。

 

 

田んぼの畦道を通っていくと、細小川に掛けられた赤い橋があります。

 

 

その向こうに、茶色に染まった湧水の流れが見えます。

ここの名は「大師の水」。

 

 

こちらの所以の大師は、弘法大師空海)ではなく伝教大師最澄)。

「味地草」は「みちくさ」と呼ぶ、江戸末期の淡路島の地誌だそう。

 

 

普通の清透な湧水とは異なる色をしています。

なかなか濃そうな色をしていますが、飲んでみますと僅かに金気がする程度。

 

 

帰ってから調べてみました。

「淡路島における兵庫県南部地震後の湧水・地下水の挙動.地下水学会誌,38(4),331-338」によると、電気伝導度は343μS/cmですので、蒸発残留物は1000mg/Lをクリアできないな。

残念ながら、温泉には当てはまらなさそうです。

まっ、なんか温泉ぽかったので、浴びときましたけどね。