兵庫県のとある山中。
トボトボと進んでいきます。
だーれもいない山中、ちょっと不安になるほど裏寂しい。
彷徨の末、やっと到着。
温泉好きには堪らない、この色合い。
配管が2本、ニョッキリ立ち上がっています。
鉱泉は、手前の1本から湧き出しています。
訪れる人などいないので、全く管理されていない様子。
配管からの析出物がこんもりと出来上がっており、ほとんど配管と合体してる。
そのうち、析出物が配管を覆い尽くして、鉱泉の出口が塞がっちゃうかも。
湧出量はそれほど多くはありませんが、しっかりと湧き出ています。
ティスティングしますと、微鹹味と微金気と共に、強い炭酸感が口内の粘膜を刺激します。
泉質は含二酸化炭素−ナトリウム塩化物冷鉱泉だそうで、かなり昔に炭酸水を作るためにボーリングされたらしい。
やっぱり兵庫県は炭酸水揺籃の地ですね。