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遠路はるばる徳島県にやってきました。 徳島で名高い温泉「松尾川温泉 しらさぎ荘(https://www.matsuogawaonsen.com/)」。 本当はここに宿泊して、晩から朝まで湯に浸かっていたかったのですが、訳あって残念ながら宿泊できず・・・ ということで、今回は…
指宿のとある田舎道沿い。 前方に、もうもうと立ち上がる湯気が見えてきました。 しかも、車の中にいても「シューッ!ボコボコッ!」という音がはっきりと聞こえる。 特にバリケードなどもなく、普通に接近できてしまう。 いやこれ、ちょっと危ないでしょ? …
ボックスカルバートの餌食となり儚く消えてしまった湯船の名残に、しょんぼりと悲しみを感じたワタクシたち。 abdominalpore.hatenablog.com 気を取り直して、今度は別の湯船の痕跡を求めて、獣道へと分け入ります。 藪を掻き分け、植物の汁で肌が痒くなりな…
地熱活動が活発な指宿地方には、たくさんの公衆浴場があります。 ここ「二月田温泉 殿様湯」も、そのひとつ。 湯船には笹にごりの温泉を静かに湛えられています。 その縁に刻まれているのは「十文字に丸」。 薩摩藩を治めていた島津家の家紋です。 「二月田…
とある温泉街に足を運んでみました。 かつては3軒の旅館が並んでいたそうですが、今では全て営業を終えていて、ひっそりと静まり返っている。 青森の厳しい自然環境のせいでしょうか、雪や風にさらされ続けた結果、宿の建物は押しつぶされるように崩れ、今…
山深い奥地に、かつて存在していた温泉施設跡。 今では建物は全て撤去済みで、下草の手入れもされていない。 かつての駐車場だったと思われるアスファルトの上には、茶色く濁った水の筋が伸びています。 その水の流れに導かれて進んでいきますと、小さな池が…
こちら、静かな山あいを流れる、とある河川にやってきました。 人の気配はまったくなく、川のせせらぎと鳥の声だけが耳に届く、そんな場所です。 水量が少ない季節であれば川の流れは穏やかで、長靴や装備がなくても、石伝いに川を渡ることができます。 気を…
秋田県北部に位置する大湯温泉は、約800年前に開湯されたと伝えられる、歴史ある名湯。 かつてこの地域一帯には多くの鉱山が点在しており、昭和初期までは鉱山労働者たちで賑わっていたそうです。 また、太平洋戦争中にはこの地が疎開先として注目され、都市…
「一本松たつこの湯」へ向かう途中、登山道にふわりと漂う硫黄の香り。 周囲を探索すると、笹薮の奥に、ひっそりと佇む湯だまりを見つけました。 これは……なかなか良さげな天然の湯船。 ほとんど人が訪れていないようで、枯れ葉や堆積物で湯船は埋まりかけて…
長崎市のHP(https://www.city.nagasaki.lg.jp/page/40602.html)によると、 「大浜町から神の島工業団地へ向かう金水トンネルの下の海岸に諸病に聞く『金水温泉』があり、大正時代以前には湯治場があったそうです。戦前までは、地域の方が船で温泉を汲みに…
今夜のお宿は、伊東市にある梅屋旅館。 マニアには有名な温泉旅館です。 お部屋はこんな感じで、ホッコリするね。 お風呂は2つあります。 昔は2種類の源泉があったんです。 しかし残念ながら「塩温泉」と呼ばれていた源泉ポンプが壊れて、今は「山の湯」と…
帯広から旭川に向かって北上。 途中で幌加美里別温泉に立ち寄りました。 幌加→上流・奥地 美里別→渦の川 という意味らしい。 美里別川沿いを走っている道道88号線から脇道に入ります。 歩いて1分、あっさり到着。 こちらの大きな水溜まりみたいな所に湧出し…
高知県No.1の秘湯宿である「用井温泉 寿荘」。 10年ほど前に、一度宿泊できるチャンスがあったのですが、残念ながらお休みだったんです。 ということで、10年越しに念願の宿泊です。 客室は3部屋のみ、田舎のおばあちゃん家のように非常に質素な造りです。 …
車を止めて、脇道を歩いて行きます。 突き当たりにあるのが神明神社。 そして白狐温泉神明水は、お社に隣接しています。 キレイな清水池。 絶えず湧き出しているので、底まで透き通っています。 昔は湯船もあったそうです。 周囲にはほんのりと卵臭が漂って…
寝待温泉の目の前に聳え立つ「立神岩」。 この巨岩と海岸線の間で温泉が湧いています。 干潮時に訪れれば、温泉が海面上に顔を出すそうですが、あいにく干潮に間に合わず。 とりあえず探索開始したところ、明らかに温泉成分が析出している場所が多数。 海底…
数箇所、有料温泉を堪能して、今夜は増富温泉にある増富ラジウム温泉 三英荘でお泊まりです。 源泉は江戸時代に発見された、含放射能・二酸化炭素ーナトリウムー塩化物冷鉱泉。 浴場は一つだけなので、貸切で利用できます。 一番奥の大きめの湯船は、完全源…
甲州市の中心付近にあります神部神社にやってきました。 こちら、境内に温泉が湧出しています。 手水はもちろん温泉。 神社のすぐ隣には、すでに廃業している岩間温泉の看板が。 泉質をググると、単純泉、アル単、塩化物泉など、どれが正しいんだ? こうなれ…
大分でグルメツアー。 魚市魚座 牡蠣養殖が盛んな杵築市にあります。 牡蠣4個、ホタテ2個、車海老2尾、イカ1杯で2310円! 炭火で自分で焼いて食べます。 安いし美味い! レストラン リボン とり天といえば東洋軒が有名ですが、別府の老舗洋食レストラン…
長野県の某所。 「◯◯◯◯(とある動物の名前)の湯」という名の鉱泉です。 大きなコンクリ枡に流れ込んでますね。 昔は、この鉱泉を使った宿が数軒ほどあったそうです。 うわっ、湯口の真下には、真っ白な硫黄の湯の花が大量に出来上がってる。 こんなに長く伸…
長野県の某所。 温泉施設跡です。 こちらの物置小屋の裏に源泉があるはず。 看板も残ってますね。 湯気を立てながら、源泉は今も流れていました。 28.0℃、ナトリウム・マグネシウムー炭酸水素塩・塩化物泉だそうです。 わずかに鉄味がしますね。 曇天の寒日…
別所温泉で投宿。 今夜のお宿は「民宿風旅館 チロル亭」。 www.bessho-onsen.com 部屋は必要にして十二分。 こたつ、最高。 温泉は、別所温泉4号源泉を、もちろん掛け流し。 硫化水素臭が充満するお風呂場は、貸切で利用できます。 3回入ってしまいました。…
南牧村の「海ノ口温泉」 長野県は海無し県なのに、なぜ「海ノ口温泉」? 実は大昔、この辺りは湖だったそうです。 しかし平安時代の地震で決壊してしまい、湖は跡形も無くなったらしい。 今では「湯元ホテル 和泉館」のみが営業。 海ノ口温泉 湯元ホテル 和…
長野県の春日温泉。 Wikipediaによると、「開湯は、延宝年間(1673〜1681年)。鹿が湯に浸かっているところを猟師が発見したのが始まり。そのため、古くから御鹿の里(みかのさと)と呼ばれていた」。 その春日温泉の山手にあるのが、春日温泉源泉公園。 な…
東京のお仕事が終わり、埼玉県で立ち寄り温泉めぐりです。 埼玉県の秩父地方では、冷鉱泉が湧出しています。 江戸時代には、鳩の湯、千鹿谷の湯、梁場の湯、大指の湯、新木の湯、柴原の湯、鹿の湯の7ヶ所(後ろ3ヶ所は現在も営業中)を、「秩父七湯」と呼…
久しぶりに下北半島に遠征。 下北半島で最も有名なのが恐山。 ja.wikipedia.org 恐山の菩提寺には、古滝の湯(男性)、冷抜の湯(女性)、薬師の湯(男女交代制)、花染の湯(混浴)と4ヶ所の湯小屋があります。 入山料を支払えば、すべての湯小屋が無料で…
某所にある北陸農政局温泉と言う名の温泉。 北陸の農政局が掘ったのか??? 名前の由来は良くわかりません。 側溝のアワアワがスゴい。 だって、溶存物質が10g/kg以上だから、海水魚水槽のプロスキ(汚れを取り除くシステム)みたいな感じで、有機物で泡沫…
富山県高岡市の田舎道沿いの小さな平屋。 こちらには西明寺薬師大明神が奉られています。 扉を開けますと、二畳ほどの室内に鎮座。 なんでも鎌倉時代に、傷を負った鹿がこの鉱泉で癒し、その後薬師様に化したそうです。 ちょっと前まで湯小屋があって、入浴…
地元の烏骨鶏農場の方が温泉を掘り当てて、無料で振る舞い湯をされている「天神の湯 足湯&手湯」。 建物の後ろの看板には、烏骨鶏でできたカステラの広告がドーンと。 訪問した日は、建物の鍵が掛かっており、残念ながら「天神の湯」はお休み。 天神の湯は、…
蔵出し小ネタです。 大阪市は、関西地方で最多の人口を有する政令指定都市。 通称キタ(梅田周辺)やミナミ(心斎橋周辺)をはじめ、至る所に高層ビル群が乱立しています。 大都市大阪市は意外にも温泉が豊富。 巨大スパ銭から町の銭湯屋さんまで、温泉施設…
川沿いの原っぱ。 そこそこキレイな平屋。 鍵が掛かってます。 なんだろこれ? 平屋の背側の土手上に井筒が見えますね。 怪しい、匂うぞ。 探すと、やはりありましたよ。 井筒の足元あたりに。 古いコンクリートで出来た何かの遺構から流れ出てました。 29.2…