東京のお仕事が終わり、埼玉県で立ち寄り温泉めぐりです。
江戸時代には、鳩の湯、千鹿谷の湯、梁場の湯、大指の湯、新木の湯、柴原の湯、鹿の湯の7ヶ所(後ろ3ヶ所は現在も営業中)を、「秩父七湯」と呼んでいたそうです。
「秩父七湯」に含まれていませんが、「明ヶ指(みょうがさす)のたまご水」という冷鉱泉があります。
案内板がありますが、熊出没注意だそうです。
ここから車で10分ほどです。
かなり狭隘な林道です。
途中、右側に急峻な谷底を見ながら進まなければなりません。
対向車とのすれ違いもままなりませんので、軽自動車が必須アイテムです。
小さな小川にかかる橋を渡ると、古びれた家屋が見えてきます。
ここから右手に進むこと1分で、目的地に到着です。
突き当たりに駐車できるスペースがありますので、ここで降車。
駐車場から川沿いに傾斜を降りて行きます。
キレイな川沿いに出ました。
紅葉が美しいです。
お目当ての「明ヶ指のたまご水」は、傾斜を降った先すぐにあります。
ドラム缶が地面に埋まってますね。
石垣に刺さった細い配管から、ドラム缶に冷鉱泉が湧き出しています。
非常に澄んだ冷鉱泉です。
周囲に冷鉱泉の匂いは全くありませんが、口に含むと硫化水素の芳しい匂いが広がります。
ドラム缶の中には、白い湯の花が見てとれます。
良き良き冷鉱泉ですね。