またまた、蔵出し小ネタです。
大分県の素晴らしい鉱泉として、こちらの鷺来ヶ追(六ヶ迫)鉱泉も有名。
鷺来ヶ追(ろくがさこ)鉱泉の名は、江戸時代に怪我をした白鷺が傷を癒しに来たことが由来だそう。
今では六ヶ迫とも呼ばれているみたい。
けだし、鷺来ヶ追って画数多くて書くの大変だからかな、たぶん。
白鷺が傷を癒したという鉱泉は、臼杵 鷺来ヶ迫(ろくがさこ)温泉 源泉 俵屋旅館 コト白鷺館内に湧いています。
こちらはお宿ですので、もちろん入浴料を支払って中に入ります。
男女に分かれた浴場前に、壁に多数の手形が押されている不気味な湯船が。
ここが白鷺が入浴したという「鷺湯」。
訪問した時は、「入浴禁止となりました」という張り紙があったので、残念ながら入浴できませんでしたが、冷鉱泉が自噴しているらしい。
今も入れないのかな?
この湯船の奥に見える祠が、白鷺源泉飲泉場。
男女別の浴場には、非加熱&加温された鷺湯に入れますよ。
入浴後、一旦旅館の外に出まして、俵屋旅館の隣にある「薬師湯」に向かいます。
こちらも冷鉱泉が湧き出しており、こっちのは無料。
この冷鉱泉は、臼杵藩主の命を救った献上湯だそうで、大分市の塚野鉱泉と同様、大量に飲んで下痢を起こさせるそうです。
そのため、いつでも脱糞できるように、上の写真の右側には便所があるんだそう(笑)。
次に向かうのは、俵屋旅館さんからちょっと下ったところにある、六ヶ迫鉱泉しらさぎ荘。
こちらは残念ながら平成30年に廃業されたとのこと。
ありし日の浴場はこんな感じ。
シブいでしょ?
こちらの施設内にも飲泉できるところがあったような・・・記憶が曖昧。
で、しらさぎ荘のお隣にも飲泉場がありまして、こちらは「下元湯」。
「下元湯」には立派な鉱泉販売マシーンが据えられており、5リットルで100円。
ですが、この場で飲む用の蛇口がマシーン側面にあるんで(写真取り忘れた)、その蛇口からなら無料で楽しめます。
この地区の鉱泉の味は、弱い炭酸に鉄味+ミネラル感て感じで、体に良さげですね。