湯の中で屁を放ったようなブログ -とりとめのない無料温泉-

⭐️埼玉県秩父市 千鹿谷鉱泉旅館跡地

先のブログで言及した「秩父七湯」。

 

abdominalpore.hatenablog.com

 

秩父七湯」の一つ、「千鹿谷の湯」。

千鹿谷鉱泉旅館として営業していました。

明治時代、政府の悪政に対して貧民救済を目的に武装事件が勃発した、史上最大の農民蜂起である「秩父事件」。

この蜂起を行うための秘密会議が行われたのが、こちら千鹿谷鉱泉旅館だそうです。

 

ja.wikipedia.org

 

しかし、2020年に惜しまれつつ廃業、そして解体されました。

跡地はきれいに更地となっています。

 

 

旅館があった場所には、記念碑が建てられています。

1569年開湯だそうです。

 

 

更地の右奥の小高い場所にコンクリ枡がありますね。

確認しましたが、空っぽです。

 

 

コンクリ枡の裏手にも、何やら基礎みたいなのがありますが、なんでしょね。

 

 

更地の左手を望みますと、木製の屋根で覆われた構造物が。

 

 

こちらもコンクリ枡が据えられて、ドカシーで覆われています。

 

 

このコンクリ枡から配管が小川に伸びており、配管の先からチョロチョロとした流れが。

 

 

口に含みますが特徴がまったくない。

肌感も同じく特徴なし。

千鹿谷鉱泉の泉質は、ネット上ではアルカリ冷鉱泉、メタケイ酸泉、単純硫黄冷鉱泉という情報もありますが、開業時も温泉分析表の掲示がなかったようです。