湯の中で屁を放ったようなブログ -とりとめのない無料温泉-

⭐️⭐️⭐️北海道函館市 磯谷温泉跡

有名な磯谷温泉跡です。

国道278号線沿いの双見簡易郵便局脇の道を進みます。

林道になりますが、途中分岐があっても常に右側の道を進めば到着します。

 

現地に到着すると、まず左手にモクモクと湯気が立ち上がる源泉が見えます。

 

 

地面のグチョグチョを避けて進むと見えてくる、温泉が注がれているポリバスが一つ目の源泉。

 

 

ポリバスは穴が開いているようで、ダダ漏れです。

湯温は54.6℃なので、ポリバスに穴が開いてなくても入浴不可ですね。

 

 

ポリバスの右手にあるのが、もう一つの源泉。

 

 

擁壁が硫黄で白くコーティングされており、なかなか芸術的。

 

 

擁壁の上では、配管で湯が導かれてます。

その奥は薮ってましたので、湧出場所まで辿り着けませんでした。

ここも48.6℃と入浴には不適な温度。

 

 

すぐ近くには灯籠と崩れ落ちた社跡が鎮座します。

昔は宿があったそうで、唯一の名残かな。

 

 

源泉2本から湧出した湯は道路の下を通って、道の反対側に流れていき、キレイに整備された石組みの湯船に向かっています。

 

 

普段、湯は湯船に流れ込まず磯谷川に排湯されていますので、ここで湯の流れを変えます。

 

 

湯船に向かう堰にバルブがあります。

 

 

これを外して湯船に湯を流し込みます。

 

 

そのままだと排湯方向にも流れてしまいますので、土嚢で塞いで、湯船への流れを増強。

 

 

湯船の下流の堰にあるバルブは開いてます。

 

 

なので、ここもバルブを捩じ込んで、湯が溜まるようにします。

 

 

待つこと30分くらい、オーバーフローが始まりましたので、入浴タイム。

湯温は40.2℃まで落ちており、適温でした。