霧島の牧園地区。
今夜のお宿は、霧島温泉 旅の湯(旧 野々湯温泉)。
記帳前に、近くの金湯温泉を探索しに行きました。
この脇道を歩いて進みます。
昔は、車が途中まで行けたんだろうなという感じの荒れ道を進み、小川に架かったグレーチングを超えます。
すると廃墟群が見えて来ます。
目の前には倉庫跡があり、見る影もない半壊状態の家屋も残っていました。
人が暮らしていた面影が垣間見え、邯鄲の夢そのものって感じ。
廃墟群のさらに奥に進んでいきますと、物置小屋のような湯小屋が見えて来ます。
内部には手前と奥に一槽ずつ湯船がありますが、ゴミが散乱し、すでにお湯は注ぎ込まれていません。
昔は、先ほどの廃屋に住われていた方にお願いすれば、入浴させてもらえたそう。
湯小屋の奥に行くと、源泉が残っていました。
源泉から伸びる塩ビパイプは途中で繋がっておらず。
これを繋げれば、湯船にお湯が届くのかな?
源泉の周囲にもポコポコと温泉が湧き出しています。
自分の土地にこんなんあったら、どう活用しようかな?
源泉には木の蓋がされており、それを退かすと、熱々の源泉が硫黄臭と気泡を伴い湧出してます。
源泉の横には柄杓が置かれてますので、これで汲んで行く人がいるんでしょうね。