今回の目的地、駒の湯山荘に早々と投宿。
こちら、13時からチェックインできます。
早めにチェックインして、温泉三昧してもらいたいという宿の心意気ですね。
お部屋は三種類あるのですが、本館の一番安い部屋で予約。
部屋にはテレビもエアコンもなく、照明はランプ(電気とオイル)のみ。
携帯電話も圏外です。
今夜は、しっぽりとお風呂づくしだな。
旅装を解いたら、早速にお風呂へ。
駒の湯山荘のお風呂は5箇所。
一つ目、日帰り入浴はここだけ入れます。
間歇泉のように真上に吹き上がっており、すごい湯量で排水が追いついていない。
ここは混浴と女風呂に分かれています。
二つ目、内湯です。
こちらも混浴と女風呂に分かれています。
三つ目、貸切風呂①
貸切風呂は二つあり、斜面に造られています。
こちらの貸切風呂は斜面の下の段にあり、小さな脱衣所にすぐお風呂という構造。
四つ目、貸切風呂②
こっちは、貸切風呂①の2階部分にあります。
お風呂のサイズは同じくらいなのですが、大きな休憩場所があり、湯上がりに流れる川と木立を見ながらビールでも飲めば、羽化登仙の境地。
そして五つ目、駒の湯山荘といえばコレコレ、という川沿いの混浴露天風呂。
駒の湯山荘は、二つの源泉で1分間1800Lも供給しているだけあって、こちらもドバドバ。
大きな湯船は31℃の源泉掛け流しで、暑い日には最適の温泉。
硫化水素の馥郁たる香りとともに、かなりの泡付きもあり、意外と寒くならず、長く入ってられる。
もし寒くなれば、小さな湯船へ。
こちらは加温された温泉が、蛇口をひねれば出てきますので、好みの湯温にして温まることができます。
ここの温泉は化粧品にもなっており、風呂上がりに全く化粧水がいらないくらい、本当にお肌がしっとりする。
駒の湯山荘は、ごはんも美味しいことで有名。
夕飯には、和牛のユッケ、巨大な白霊茸の天ぷら、さまざまな山菜などなど。
朝食は、日本一に輝いた納豆に、枝豆の豆腐などなど。
今まで食べた宿飯でもトップ3に入るくらい、全て美味しい。
駒の湯山荘で幸せに浸り、翌朝に向かったのは、とある魚沼産コシヒカリが稔った田園。
こちらには、飾り気のない簡易の湯小屋があり、ダイライトの湯船がある・・・はずなのに、見当たらない。
近づくと、湯小屋がある場所が更地になってる。
事前情報では、季節限定で設置されているかもと。
この時期は撤去されているのかな?
それとも永久的に無くなった?
奥にあるのが源泉ポンプ小屋みたい。
ポンプの音が聞こえますが、扉は施錠されている。
どこか垂れ流されていないかなぁと、ポンプ小屋の裏に回ると、水路の畔から垂れ流されていました。
湯温は40℃弱くらい、汲み湯して浴びてみましたが、特に浴感のない単純泉かな。
湯小屋がある時に、またリベンジせねば。