霧島市のとある川沿いの場所。
川沿いに向かって降りる道があります。
降りる前に、木に取り付けられた看板を「空」から「入浴中」に変更。
「入浴中」になっている時は、誰か利用していますので、少々お待ちを。
川沿いに向かって1分も歩くと、木々の間から白いテントが見えてきた!
ほんと、川沿いギリギリにあるんだな。
豪雨とかになると、絶対に浸水しそう。
そろーっと入り口のテントを開けると・・・
はぁー。
ため息しか出ない。
すぐにでも入浴したいのを我慢して、まずはお風呂場周りを観察。
壁面にはお掃除道具一式がきれいに揃っています。
ちゃんと脱衣棚もあり、整理整頓されています。
地元の人に大事に使われているんだろな。
さて湯船はというと、ポリバスが地面に埋められるように設置されており、温泉成分が沈着し茶色に変色しています。
その湯船に、塩ビ配管からお湯が滔々と流れ込んでおり、湯船から溢れ出し湯はそのまま川に。
配管の根本にある四角いコンクリが源泉湧出場所と思われます。
いざ入浴。
入浴してすぐ、全身に炭酸感が感じられます。
その証拠に、あっという間に体の表面に多数の泡が纏わりつきます。
CO2センサーのタマタマが熱く感じますので、相当な炭酸泉。
川沿いのテントの下をちょっとめくり上げると、すぐ横を流れる川が目線の高さに見えます。
38℃ほどの清涼感のあるお湯と、川の音がとても気持ちいい。
何も考えずにボーッと入ってられる。
こんな幸せ、そうそう感じられない、珠玉の一湯でした。