湯の中で屁を放ったようなブログ -とりとめのない無料温泉-

⭐️⭐️⭐️青森県深浦町 猿ノ湯

この奥に猿ノ湯という全身浸かれるほどの野湯があるとのこと。

 

 

熊よけスプレーに熊鈴持って、意気軒昂に出発。

 

 

道は川の流れに削られ、足元注意。

 

 

大きな木も倒れて道を塞いでるし。

 

 

猿ノ湯があるはずの場所に到着。

なんか最近流れてきたっぽい大きなゴロタ石が一面に。

探し回ったのですが発見出来ず。

大雨で埋まったみたい。

 

 

仕方なく帰路についたところ、下流から歩いてくる1人のお父さんが。

毎年ここにキノコ取りに来るんだそうです。

猿ノ湯について聞いたところ、よく知ってるとのこと、その場所まで連れて行ってくれることに。

しかし、お父さん「あー、かぶったなぁ、完全にかぶったなぁー」

ワタクシ「かぶった?(埋まったてこと?)」

 

 

お父さん「もう少し上流にも湧いてるから行ってみよう」

数十メートル上流に向かいましたが、こちらも跡形もなく"かぶってた"

 

 

猿ノ湯まで戻り「湧出場所が違うところに移動してるかも」とお父さんからアドバイス

半ば諦めながら手分けして探したところ、茶色に染まった川が。

 

 

お父さん、あったよ!

 

 

おかげで発見できましたとお礼を言い終わると、お父さんはキノコを求めて山中に消えていきました。

 

さて新生猿ノ湯を観察してみると、2箇所(AとB)から湧出してます。

 

 

こちらはA、31.6℃、ゆるりと湧いてます。

 

 

こちらはB、勢いよく泡を伴って湧出、33.0℃。

テイスティングすると、ほんのり金気がする微炭酸。

 

 

さて湯船、作りますか。

 

 

なんちゃって湯船が完成。

 

  

昔の猿ノ湯のように全身は浸かれませんでしたが、ケツで堪能できました。

 

 

お父さんによると、昔はさらに奥までブルドーザーが入って山仕事をしていたらしく、山仕事の人たち用の小屋もあったそう。

その人たちが、猿ノ湯で湯浴みしていたらしいです。