白布温泉 湯滝の宿 西屋を後にして、向かったのは宮城県の白石市、小原温泉です。
ここに4箇所から自然湧出しているということで訪れました。
まずは赤色の吊り橋を渡ります。
渡った先、右側に川沿いを進んでいくのですが、そこにはローピングされて立ち入り禁止との表示が。
もちろん通過してはいけません。
が、たまたまご一緒することになった写真愛好家の方が、立ち入り許可を取られていたので、ご一緒させていただき無事に通過。
ラッキー!
対岸には小原温泉 かつらの湯が見えます。
ちなみに内部はこんな感じ。
河岸の自然湧出の真上に湯船を作った、降りる系温泉。
熱めの単純温泉、ということは、これから訪れる野湯も単純温泉かな。
あっ、ここは有料ですよ。
閑話休題。
上流に向かって遊歩道を進んでいきます。
吊り橋から歩いて10分ほど、一つ目が見えてきました。
こちらはおそらく第2噴湯孔?
第1噴湯孔は湯が止まったのか、途中で確認できませんでした。
塩ビ黒ホースから、熱めのお湯が遊歩道の下に垂れ流されています。
ホースの大元は、岸壁に掘られた穴から湧出している湯を逃していました。
とりあえず入湯。
爽やかに湯に浸かっているように見えますが、実は苦悶の表情。
ダチョウ倶楽部級の熱湯風呂でして、景色は良いんだけど長湯は難しいかな。
ちなみに湯の色は苔の色でして、湯本来は無色透明無味無臭です。
第2噴湯孔のすぐ横の遊歩道下には、人為的に掘られた升ぽい所があり、こちらも湧出しているようで、触るとぬる目。
さらに上流に向かっていきますと、数分で再び岸壁に穴が開いている所が。
こちらが第3噴湯孔かな?
湧出量は少ないようで、おそらく地中に染み込んでいるみたい。
湯温もかなりぬる目なので、入浴はパス。
第3噴湯孔から数分で、最終目的地のかもしかの湯に到着。
こちらは足湯として利用されていたようですが、現在は誰も利用する人がいないようでして、足湯のための足場もなく、ただただひっそりと湯が川に流れていきます。
岸壁の洞の奥から湧出しているようですが、雰囲気怖いのとガスが貯留していそうなので、小心者のワタクシには探検はムリです。
ここも第2噴湯孔ほどではありませんが、そこそこの熱さでして、帰り道は汗だくになりました。