旧知己に会いに岩手県へ。
もちろん、それ以外のスケジュールは、ほとんどが湯めぐりですがw
向かった先は、すんごく久しぶりの八幡平。
山頂に向かうにつれ、気温は10℃台まで落ちて、残雪が残る幻想的な景色が広がります。
岩手県と秋田県の県境にある八幡平山頂レストハウスに車を駐車。
5−6月の雪解けの時期に、2週間だけしか現れないと言われている「ドラゴンアイ」。
それを見に来たのです。
「ドラゴンアイ」が観られる鏡池までは、駐車場から徒歩20分。
緩やかな坂を登る軽いトレッキングをすれば、見えて来ました。
凍った鏡池の周囲から山水が注がれることによって周囲から氷が溶けて、ドラゴンアイ(龍の眼)のような形になるそうです。
これが温泉だったら、もっとテンション上がっただろうなw
さて、山頂から樹海ラインを車で10分ほど降りたところにある「太古の息吹」に移動。
駐車場からもモクモクがよく見えます。
駐車場から整地された階段で沢に降りるとすぐあるので、アクセス抜群。
硫黄泉が漂う中、ボッコンボッコン。
周囲には卵の殻が散乱。
現に、農作業着を着た地元の老夫婦が卵持って降りていってました。
茹で卵作るんだな。
90℃の超高温。
火山帯なので酸性かと思いきや、弱アルカリ性だそうです。
ボッコンボッコン具合の割には湧出量はわずか。
ペットボトルに汲んでみましたが、マンガンかな?黒い湯の花が含まれており、硫黄臭と微鹹味がする温泉でした。
ついでに「太古の息吹」から一山超えた沢にも行ってみます。
ここにも湯気のモクモクするプチ地獄があるんで。
雪圧によって笹が谷川に押し倒されており、グリップが効かずツルツル滑る。
上から見えるところには小さなボッケがポコポコしてるだけ。
しかし、小さな丘を越えたところに、すんごいのが。
あまりにも嬉しくて足元確認を失念して近寄ると、踏んだ地面がズボッと。
やべー、危うくボッケを踏み抜くとこだった…
ボッケに嵌ったら大火傷間違いなし、あぶねあぶね。
足元を一歩一歩確認しながら近づきますと、こちらも釜茹でのように沸き上がってる。
太古の息吹に引けを取らないボッコンボッコン。
「太古の息吹」と同じく、湧出量は僅かですが、なんとかペットボトルに汲めた。
イロハスの薄いペットボトルなんで、熱でグニャグニャw
浴びた感じは単純硫黄泉て感じ。
山一つ超えただけで「太古の息吹」とはまったく別の泉質になるんですね。