「○日市」という地名は、北は青森、南は熊本宮崎と、全国津々浦々存在しますが、どういう意味か知ってますか?
その土地で、月の○日に市(市場)がたってたことが由来してるんです。
一日市から十日市まではたくさんあるんですが、11以上になるとグッと数が減り、ここ広島県の廿日市は、愛媛県の廿日市とともに、○日市という地名で最も数字が大きいらしいです。
トリビアは置いといて、向かったのは「つゆ太郎水」。
対向車来ませんよーに!て祈るほど狭い道を進むと、駐車場が見えてきます。
上の写真の右側の擁壁に猫が数台ありますが、大量につゆ太郎水を汲む人はこれを借りて運ぶようです。
駐車場の奥の杣道を進みます。
駐車場から徒歩1分、見えてきました「つゆ太郎水」。
小川の向こう側にあり、ボロボロの橋を渡ります。
橋はボロボロですが、汲み場はちゃんと整備されています。
我々が滞在していた間にも、他2組が汲みに来られていたので、地元では名が知られているんでしょうね。
ホースの根本を辿ると、大きな岩の上の壁から湧出しておりますね。
本来ならヘビのオブジェから出てるはずなのですが、おそらく詰まったのか、代わりにホースで引っ張られていました。
飲んでみましたが美味しい名水て感じで、鉱泉感ゼロ。
調べたところ、鉱泉と認められているらしいのですが・・・はて?
ちなみに「つゆ太郎」とは、ここに住み、梅雨の時期だけ現れると言われる夫婦ヘビのこと。
そう言えば、お隣岩国の錦帯橋周辺に生息する、天然記念物のシロヘビも「梅雨左衛門」と呼ばれていたので、この辺では梅雨とヘビが関係してるのかも。
さて次!
向かったのは宮浜温泉。
厳島神社で有名な宮島を一望できるということで、宮浜温泉と名付けられ、現在は八軒の宿で賑わっています。
宿の温泉は分配湯でして、その源泉がこちら。
奥に宮島を望む高台にあります。
手水が設置されており、無料でお湯をいただけるのです。
泉質は単純弱放射能泉。
230L/分で湧出してます。
実測24.8℃、飲んでも浴びても特に特徴はない、さっぱりとした温泉でした。