樹海ラインを下って行き、松川温泉郷に。
今夜のお宿は、松川温泉 松楓荘。
松川温泉郷には三軒の温泉宿ありますので、残りの二軒に日帰り入浴。
まずは松川温泉 峡雲荘。
次は松川温泉 松川荘。
松川温泉の三軒とも露天風呂は混浴で、泉質は単純硫黄泉ですが、それぞれで自家源泉をお持ちですので、全部入っておかないと。
どちらのお風呂も素晴らしい。
あっそうそう、三軒のうちどこかに宿泊したら、残りの二軒は無料で入浴できますんで。
さてその後、近くにある松川地熱館へ。
火山帯ど真ん中の八幡平エリアは地熱発電が盛んで、ここは松川地熱発電所の資料館です。
地熱発電の原理を分かりやすく解説されてます。
地熱館のすぐ横には、松川地熱発電所の巨大な冷却塔が。
タービンを回した後の蒸気を冷やして水分に戻す装置らしい。
ここのタービンを動かす蒸気は太いパイプ、蒸気輸送管で運ばれてきます。
輸送管を辿ると蒸気井があり、サイレンサーから大量の湯気が。
まさしくスチームパンク。
戻って蒸気輸送管、こちらのところどころにも蒸気が漏れているところがあります。
蒸気と共に熱い湯もチョロチョロと。
蒸気が冷やされて、いわゆる造成温泉みたいな感じかな?
蒸気が冷やされたといっても激熱。
その辺にあった木の棒で支えて採取。
宿で浴びよっと。
熱々のお土産抱えて、松川温泉 松楓荘に投宿。
歴史を感じる、素朴で味のある外観、気持ちがほっこりする。
看板ネコちゃんが警備巡回してます。
部屋は質素ですが、逆にこれが良い。
松楓荘の目玉は、川の対岸にある洞窟岩風呂(松楓荘のHPより引用)。
宿から直結してる吊り橋を渡れば、すぐに洞窟岩風呂なんですが…
なんとこの時は、雪崩のせいで屋根が潰れて利用不可だって。
温泉の神様が「また八幡平に来いよ」と言ってるということにしとこ(泣)
洞窟岩風呂に入れなくても、内湯が2か所、混浴露天風呂が1か所ありますので、温泉を満喫できます。
混浴露天風呂からは、昼に見学した松川地熱発電所のモクモクが直ぐ近くに。
月明かりに照らされて、少し不気味で妖艶な感じ。
夕飯も朝食も山の幸がふんだんでしたよ。