昨夜は中ノ沢温泉 旅館 白城屋さんにお世話になりました。
こちらのお風呂は昨日訪れた沼尻元湯から7km引き湯したもの。
特に気に入ったのは貸切風呂、4人家族でもゆったり入れる広々湯船。
泉質は酸性・含硫黄−カルシウム・アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉[硫化水素型]。
硫黄臭プンプンの、ph2.1が皮膚にピリピリする熱めのお湯でした。
ツレは、メタケイ酸155.4mg を含む美人の湯だ!と喜んでました。
ヨカッタヨカッタ。
さて、本日のお湯のご紹介です。
向かったのは磐梯山の中の湯。山頂まで登ると2時間弱かかるようですが、私たちは途中にある中の湯までのプチ登山。
八方台登山口には熊出没注意の看板が・・・
クマ除け鈴を鳴らしながら登っていきます。
30分くらい登ると拓けた場所に到着。
山頂に向かう登山道のすぐ横にお目当ての中の湯跡が見えてきます。
ここには温泉施設はありません。正確に言うと「あった」のです。
案内板によると1888年の磐梯山の噴火で3軒あった湯治場のうち2軒が壊滅。
唯一残った中の湯も1990年代に廃業。
今は廃墟となった中の湯跡のすぐ横で、温泉だけが沸き続けています。
さてさて、温泉どこかな〜。
登山道から外れて廃墟に向かうと、硫黄泉ぽい色の池が。
こちらもよく見ると、僅かですが底よりプクプクとガスが立ち上がっています。
が、ここのすぐ横にある直径1mほどの池からは、盛大にパチパチと音が聞こえてきます。
ここがお目当ての湧出口!!
これ、バイブラ埋めてるでしょ?と思ってしまうくらいのブクブクレベルw
笑ってしまうくらいガスが湧き上がっていますが、湯はほとんど湧出していないようで流れ出ていません。
ですが、触ってみるとほんのり暖かいので、温かい湯が湧き出しているは確かなようなです。
登山客から丸見えなので、タイミングが合わないと裸体をお披露目することに。
一度脱衣してタイミングを図りましたが、平日だというのに登山者がひっきりなしに通過するので、入湯は諦めて汲み湯して退散。