伊豆町にある熱川温泉の廃旅館です。
この近くには熱川バナナワニ園があります。
温泉地には何気に動物展示施設があるんですが、なぜか知ってますか?
それは温泉の熱を利用して動物を飼育しているからです。
温泉の熱を使えば、光熱費が安く熱帯系の動物を飼育できるわけです。
熱川バナナワニ園もそうですし、別府の鬼山地獄、草津の草津熱帯圏、那須塩原の那須動物王国なんかも温泉を利用しています。
閑話休題。
こちらは熱川温泉の廃旅館。
ですが温泉櫓からは未だに湯気が出ています。
続きを読む登別漁港には、かっぱ洗いの湯というのがあります。
大昔、この源泉で河童が傷口を癒していたのを見つけた地元民が名付けた・・・というわけではなく、漁師さんたちのカッパをここで洗う事から命名されたようです。
畳一畳より大きなコンクリ升です。
ドンドコ掛け流されております。
上の洗い場から、道路の下に配管が走っているようで、少し離れたところにヒューム管があります。
どうもこちらが源泉湧出地のようですが、小さすぎて入湯できません。
なのでコンクリ升で入湯しました。
30度ちょっとくらいの、魚臭い湯だったので、長くは入れませんでしたが。
今回の目的は、北湯沢温泉の「旅館かわせみ」さんでの宿泊です。
が、某ネット宿泊サイトで予約したのに、宿に到着すると「本日休業日」の看板が・・・
その後すったもんだがありましたが、無事に宿泊できました。
「旅館かわせみ」は宿の雰囲気、温泉の質、ともに大満足でしたが、有料温泉なので詳細については割愛します。
で、翌日早朝、この北湯沢温泉のエリアに河岸から湯が湧いているとのことで、立ち寄りました。
こちらの河岸に降りて、擁壁から飛び出したヒューム管から温泉が垂れ流されているとの情報があったので確認しましたが、ちみたい水しか出ていません。
舐めても嗅いでも、温泉ぽくないなぁ。
川の方に顔を向けますと、こんな感じで至る所から湯気がモクモク立ち上がっています。
地面を見ると、それほど湧出量は多くないですが、熱湯に近い温泉が湧き出しています。
これを川の水とブレンドして、尻湯を嗜みました。
【再訪】
数年ぶりに再訪してみました。
擁壁の上から壁面のヒューム管を観察しましたが、相変わらず温泉ぽくない水が垂れ流されていました。
が、その擁壁の上にシートがあり、一部が破けてバルブが見えてる。
何だろと思いバルブを軽く開くと、高温の温泉が吹き出すじゃないですか!
測ると69.8℃。
配管の根本を辿ると、前回の時にもあった川縁の配管に辿り着きます。
ここ、源泉だったんですね。
前回は雪が積もってて、バルブがあるなんて気づかなかったなぁ。
「温泉のデパート」と言われている登別温泉、このエリアの山側に大湯沼があります。
名前の通り、湖底より硫黄泉が大量に湧き出しています。
沼全体が天然露天風呂なんですが、なんせ130度のお湯ですので、とても入湯できません。
ですが、大湯沼から流れ出した大湯沼川では、湯温が下がっているため、足湯をできる場所があります。
ちょうど良い湯温で長く足湯ができます。
ネットではここに素っ裸で入湯されている先人もおられますが、流石に観光客が多かったので、足湯と汲み湯をして楽しみました。
ちなみに、この道をさらに進むと、温泉ポンプ小屋から大量の垂れ流しもありますよ(写真撮り忘れた・・・)。
多分、日本広しといえども、こんなにエキセントリックな名前の温泉はないでしょう。
鼻毛が大量に浮かんでいる温泉?
ゼッタイ入りたくないし。
でも気になるし、確認してきました。
その鼻毛の池温泉は、道路脇の空き地、下の写真の真ん中にポツンとありました。
ちょうど訪問した日は、目の前の道路で工事中でした。
みなさん、鼻毛の池温泉など眼中にないようで、一生懸命作業にあたられていました。
近づくと、それは黒く糸状の物体でコーティングされたポリバスでした。
鉱泉はパイプから供給されており、ポリバスの中には、硫化水素系の白い湯の花、それ以上に多いのが黒いビロビロしたヌルヌルのモヤモヤが。
なんか、大量の鼻毛に見えてきた・・・これが名前の由来かと納得して帰りました。
後日調べてみると、湯の花が鼻毛ぽいからではないことが分かりました。
昔、近くに鼻蹴峠と言う名の峠があり、前を歩いている馬に鼻を蹴られるくらい急な坂だったそうです。
それがいつしか鼻毛峠となったそうで、鼻毛の池は実際にある近くの池の名前だそうです。