湯の中で屁を放ったようなブログ -とりとめのない無料温泉-

⭐️⭐️兵庫県宝塚市 丁字ヶ滝の塩っぱいボーリング鉱泉

はぁー、仕事してると、理不尽なことって多々ありますよね。

我慢ならないことがあると、ついつい遠出して温泉に行っちゃうんですよ。

僕にとって、有料無料問わず、温泉はストレス発散。

今回は山陽地方まで遠出して、憂さ晴らし。

 

まずは兵庫県宝塚市周辺、ここら辺は一大鉱泉地エリア。

ソーダー水のウィルキンソンも、元々はすぐ隣の西宮市に涌いていた鉱泉から、炭酸を分離して作製してたくらい。

 

ja.wikipedia.org

 

今回向かったのは、そんな宝塚市エリアにある鉱泉の一つ。

入り口前には看板が掲げられて、見返り岩・丁字ヶ滝と表示されてます。

 

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ここから下に降りていきます。

 

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が、こんな看板が。

 

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「たまに蛇もでます」www

 

一段下がったところの地面は平らに均されています。

明治時代には、ここに茶屋があったそうです。

 

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ここで見るべきポイントは3つ。

一つ目は、丁字ヶ滝隧道。

 

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どこかに行くための隧道ではなく、暑い時期にお客さんが涼むための隧道だったそう。

かしこいよね、省エネだし。

 

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二つ目は、丁字ヶ滝そのもの、りっぱな滝です。

7−8メートルくらいの落差がある滝で、当時はこの滝を見る観光客で賑わっていたらしい。

 

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そして3つ目が、お目当ての鉱泉

なかなか味のある文字・内容の看板。

 

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この看板の足元に鉱泉が湧いています。

昔、ボーリングして湧出したけど、湯量が少なく放置されているらしい。

 

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ヒキガエルくんが、冷泉が温かくなるように念じてくれてますw。

 

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湧出量は極少量ですが、数カ所から常に泡がポコポコしています。

味見をしますと、かなり塩っぱい!

鉄味や炭酸はほとんど感じられず、ただただ塩っぱい。

汲んで浴びましたが、キズがヒリヒリするくらい。

化石海水由来かな。

 

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丁字ヶ滝の歴史については、こちらの方々のブログに詳しいので、ぜひご覧ください。

明治40年の丁子瀧・隧道散策記(大阪經濟雑誌の「寶塚紀遊」から) : 近代宝塚歴史紀行

丁字ヶ滝温泉に行ってきた 前編 - ゲバゲバの楽しいカブト虫・クワガタ採集と廃道・カナヘビ・電車