先程の国道沿いの鉄泉垂れ流しで、入浴していないのに体がチンチンに冷えた。
なので冷えた体を温めるために、上田市の千古温泉に立ち寄り。
今は日帰り専門で営業されており、単純硫黄冷鉱泉を加温して掛け流しで供給。
キレイな浴室には硫化水素の良い匂いが充満しています。
実はこちらの温泉、マニアには有名な温泉。
マニア受けするのは、ここの湯船の底。
手で底をなびると真っ黒に。
温泉にマンガンが含まれており、手はもちろん、湯船の底に触れるお尻や足の裏も黒くなっちゃう。
しかもなかなか取れないwww
でもご安心を、浴室には軽石が設置されており、これで擦ればだいたい取れますんで。
さて素晴らしい温泉で、心も体も温まった後は、同じ上田市にあるY坪温泉跡へ。
こちらはY坪館という温泉宿があったそうですが、20年以上前に廃業したみたい。
国道より脇道に入ると、荒草が繁茂し落石が進路を拒む、ほぼ自然に帰りつつある小道を5分ほど進むと、小さな橋にたどり着きます。
橋を渡った先が、温泉旅館があった場所。
今では朽ち果てかけている旅館があり、その奥には、比較的新しめの平家が。
平家は旅館ぽくないので、オーナーさんの住居だったのか?
鉱泉ですか、先程の橋のふもとに黒いホースから垂れ流されていました。
泉質はアル単だったらしく、飲んでも無味無臭。
温度は19.0℃。
家で浴びてみましたが、浴感もほとんどないさらりとした冷泉でした。