3箇所目ラストの無料温泉は、倉科温泉の源泉。
この源泉は、日帰り施設や特別養護老人ホームで循環湯として利用されてます。
しかしここ、ちょっと話題になった源泉らしい。
実は「元温泉」なのです。
1995年の調査では、湯温25.8℃、メタホウ酸も規定量以上で温泉と認められていたのですが、2006年の調査で、湯温、メタホウ酸ともに温泉の規定を満たさないことが判明したそう。
一過性の変化かもしれないとのことで、とりあえず訪れてみました。
田んぼの奥にある貯湯槽がそれ。
特別養護老人ホームと個人の方が、共同で設置されたそうです。
田畑の水としても利用されていると言うことは、あまり成分は濃くなさそう。
貯湯槽前にあるコンクリート製流し台には、配管が伸びています。
バルブを開くと、ドバドバ出てきます。
測定しますと23.5℃、確かに温度的には温泉を満たしていない。
飲んでも無味無臭。
メタホウ酸が規定量以上に復活していることを願いつつ、帰路へ着きました。