湯の中で屁を放ったようなブログ -とりとめのない無料温泉-

⭐️三重県熊野市 神川温泉 湯淵

三重県の熊野市には、ある意味秘境と言える温泉があります。

その名は神川温泉。

公衆浴場なのですが、何が秘境かと言いますと、ほとんど開いていない!

火・木・土のみオープン、しかも16:00から20:00までと遅い時間帯しか開いてないんです。

なので、アクセスの悪い神川温泉に遠方から訪れる場合は日帰りは難しく、ほぼ必然的にこの辺で宿泊しないと難しいんです。

 

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湯は沸かしですが、掛け流しの単純泉です。

ほとんど無色透明、匂いもわずかに硫化水素臭がするサッパリ湯です。

 

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オープンしている曜日時間が限られているのですが、実はいつでもこの湯を楽しめる裏技があるんですよ。

それは神川温泉の源泉です。

「この下湯淵(湯元)」と案内のある看板から、川沿いを歩いて進んでいきます。

 

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3分ほど歩けば、コンクリの貯水槽らしきものが見えてきます。

 

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ここが神川温泉の源泉。

この貯水槽に源泉が溜められており、神川温泉がオープンの時はポンプでここから湯が運ばれるわけです。

貯水槽の裏側に回りますと、貯水槽からのオーバーフロー管があります。

 

下の写真は神川温泉がオープンしている時。

 

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全く湯が出てきてませんよね。

つまり貯水槽の湯はポンプで神川温泉に送られているわけです。

 

で、下の写真は神川温泉がクローズの時。

 

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オーバーフロー管から湯が出てきてますよね。

ポンプが稼働していないので、溜まった湯が溢れ出てきているわけです。

 

階段を降りて近くで見ると、こんな感じ。

 

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ね、ドバドバでしょ。

湯が落ちて当たったコンクリ部分は白い成分でコーティングされており、沸かした神川温泉よりも硫化水素臭が強い冷鉱泉です。

 

もし神川温泉がクローズの際は、こちらで無料の生源泉を楽しんでみては?