大分県にやってきました。
大分県は美味しいものがたくさんありますねぇ。
だんご汁、とり天、やせうま、中津からあげ・・・今回は温泉以上にグルメが楽しみ。
さて初っ端に訪れたのは、国東市にあるランプ屋湧水。
ジャンルは湧水なんですが、水温が20℃以上あるとのこと、温泉法で定められている25℃以上あることを期待して訪れました。
とあるツテで、事前にランプ屋湧水の真ん前にお住まいのMさんご夫妻に連絡を取っていましたので、迷うことなく案内していただけました。
国道より中に入った人気のない細い道路沿いに、それはあります。
上の写真の一段低い場所に湧水が流れており、左側のコンクリ升が源泉井です。
ちなみに右側の白い建物が建てられる前はここにランプ屋さんがあったそうで、なのでランプ屋湧水と呼ばれているとのこと。
ユルユルと湧水が流れており、底にはカワニナがたくさんいます。
冬の寒い日には、ここから湯気が立ち上がるそうで、期待が膨らみます。
水温計で計測しますと、23.4℃。
おしい!もう少しで温泉。
するとMさん、「うちのは別源泉だから、25℃あるかもしれんよ」
Mさん宅は60mの井戸だそうで、これで料理、お風呂、庭の水やりなど、いろいろ使われているそうです。
手を入れさせていただくと確かにヌルい。
計測すると、23.6℃。
もう一息!
するとまたまたMさん、「お隣のIさん宅にも別源泉あるから行ってみよう」
ズカズカとIさん宅の庭に入っていき「ちょっとこの方に井戸見せてあげてよ」
Iさんにご説明していただき、快く見せていただきました。
庭には、立派なコンクリ升が設置されています。
コンクリ升には澄み切った井戸水がタップリ。
同じ庭にある源泉井から、この升に瀝々と流れ込んでいます。
さてさて、何℃かなぁ。
25.9℃!キター!!!
見事、温泉法をクリアした、まごうことなき温泉です。
当方アゲアゲでIさんにそのことを伝えるのですが、Iさん「あーそーかい、ほー」・・・
ちなみに飲泉しますと、混じり気なしの清透感があるのですが、後からほんのり甘みがしてきます。
その後、Mさんの奥様に、歩いて10分ほどの所にある、神様に捧げるための湧水を見せていただきました。
湧出口の前には紙垂が添えられています。
こちらは湧出量はそれほど多くなく、手を入れますと明らかに前出の源泉よりも冷たかったです。
しかし、見ず知らずの私たちを快く案内していただきましたMさんご夫妻、そしてお庭にズケズケと入らせていただきましたIさん、本当にありがとうございました!
本当、いい出会いでした。