鬼首温泉より北東に10kmほどの山中に荒湯地獄があります。
荒湯地獄は硫黄鉱山があり、明治時代には湯治旅館もあったそうですが、今は禿げた地獄以外、何もありません。
さて、今回はぼっちでアタックですので、熊除けスプレーを持って、レッツゴー!
すぐに荒涼とした地獄独特の風景が見えてきます。
さらに奥に向かって進んでいきます。
どんどん進むと川の温度もだんだん下がってきます。
適温の場所周辺には、先人たちが作ったであろう湯船の成れの果てが散見されます。
さて、まずは適温の川を探して湯浴みです。
周囲には硫化水素臭が充満しており、この日は風が十分に吹き抜けていましたが、無風の際は硫化水素中毒の危険性が上がりそう。
いったん服を着て、支流を登って行きます。
青っぽいのが見えてきました、今回の最終目的地です。
ブルーシートで拵えた立派な露天風呂です。
ちゃんと脱衣用のパレットも用意されています。
それでは、いただきます。
湯船への注水量は低く、それほどの換水率ではなさそうですが、源泉温度が高いのか湯温は最適で、長湯ができます。
誰もいない山中で、川音をツマミにする入浴は贅沢でした。