兵庫の生瀬(なまぜ)温泉跡を探索しに来ました。
生瀬温泉は明治29年に開業したそうですが、人里離れていたため門前雀羅だったようで、結局数年で畳んだそうです。
現地はJR福知山線の生瀬駅の近く、そこそこ都会のそばでして、生瀬温泉という石碑が残されています。
奥に進んでいくと、当時の湯舟(露天風呂?)と思われるものも残っています。
引き返して、源泉を確認しに行きます。
道路沿いに鉄錆色に染められた擁壁が確認できます。
この擁壁を登ると、一面がまっちゃっちゃのげろげろです。
ぬかるみを進むと、開けた場所に源泉湧出場所があります。
訪れたときも、配管の周りからじわじわと染み出るように自噴していました。
そして、この自噴のすぐ近くには、ひしゃげた小屋みたいなのが。
この中にも、鉱泉井戸がありました。
こんな兵庫の街中に、100年以上前の温泉跡が未だに残っているのって、スゴイですよね。