湯の中で屁を放ったようなブログ -とりとめのない無料温泉-

⭐️⭐️群馬県嬬恋村 つまごい館(廃業)の二種類の源泉

群馬県渋川駅から大前駅までを結ぶ鉄道路線吾妻線

終点の大前駅は、1日4本運行で50人程度しか利用しない無人駅です。

こういう落莫とした哀愁が漂う構造物って、なんか惹かれます。

 

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この駅前に、嬬恋温泉 つまごい館という温泉宿がありました。

二種類の源泉をブレンドして利用していたそうで、いつか行こう行こうと思っていたら2017年に廃業。

しかし、まだ源泉は生きているとのことで立ち寄りました。

 

手前のフェンスで囲われている部分と、その奥の四角い枡がそれぞれ源泉かな。

 

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フェンスの場所は立ち入ることができません。

しかし、その奥の源泉はというと、U字溝を経てドバドバ垂れ流されています。

 

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つまごい館では加温掛け流しだったそうで、今もかなり温めの温度です。

飲泉するとほんのり金気がありますが、飲みやすい。

 

U字配管から溢れたお湯は、一旦土中に潜り、小道を挟んで小川として現れます。

 

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その小川の奥から、また別由来のお湯が垂れ流されています。

フェンスの源泉?

 

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こぼれ落ちた場所には白い湯の花がこびりついており、こちらも温め。

飲泉すると、ガツンとしたアブラ臭と焦げた硫黄臭。

 

この二種類の源泉は、小川内でブレンドされて、その先の吾妻川に流れ捨てられていました。

 

嬬恋村の役場の方、ここに無料の湯船作ったら、大前駅の利用者数が増えますよ。

どうですか?