大噴射するヌルヌル湯その1を堪能。
さて帰るかと地図を確認したところ、事前にピンを打っていた場所と微妙に違う。
ピンを打った場所はもう少し川の上流。
まだ時間はあるから遡上してみますと、何やら人工物が見えてきます。
なんだ?
中を確認すると、稼働してない錆びついたポンプらしきものが。
あやしいな。
川の上に架けられた配管をよく見ると、液体が滴っている。
しかもその下は白い付着物が。
匂いを嗅ぐと硫化水素臭がする。
なるほど、ピンの場所はここですね。
配管の元はというと、川面から7-8メートルほど上の対岸の崖。
ここが湧出地ですね。
流石にこの崖をよじ登るのは無理。
配管の反対側はというと、川の上流に向かって伸びていってます。
この先には、垂れ流しがあるかもしれないぞ。
うーん、ここまで来たら辿ってみるか。
ズンズン進んでいき、途中河岸を歩いていると、前方でガサガサ!と。
ク、クマ?
見上げると、木の影に隠れた生き物が。
金色フサフサのテンでした、ホッ。
テンがいた場所に行くと鹿の亡骸が。
お食事中だったんですね。
その後、山の上にぴょんぴょん逃げて行きました。
ごめんよ、テン、ランチを台無しにしてしまって。
さて配管はと言いますと、まだまだ伸びてる…
地図を見ても、この先は入浴施設どころか民家もない、人里離れた辺境の地。
しかし戻る時間を考えると、ここでタイムアップ。
一旦ポンプ小屋まで戻ります。
というのも、こちらもバルブがあるんです。
ほんの少しだけ開いてみると、同じく大量噴出w
湯温38.1℃、ヌルヌル湯その1と同じく、タマゴ臭が強いローションのようなお湯でした。