さて然別峡温泉シリーズの続きです。
鹿の湯は何の心配もしなくても到達できる野湯ですが、これからは人が全くいない森の中、ヒグマも出没するエリアとなります。
シイシカリベツ川に沿ってヒグマ生息エリアを登って行きます。
途中、道端にはヒグマのうんちが落ちています・・・
さらに進んでいきますと、いきなり獣臭がし始めました。
おそらく直前にヒグマが通過したのかと思います。
昔、北海道の越川温泉で一緒になった翁曰く、「ヒグマはこえーぞ、ヒグマに比べたらツキノワグマなんか犬っころだぁ」と仰っていたことを思い出しました。
ツキノワグマでも十分怖いのに・・・
ついつい熊除けスプレーを握る手に力が入ります。
大声で歌を歌いながら、ようやくダム下の湯に到着しました。
実はここ、前日に下見で見に来ていたのです。
その時は湯船の栓が外れていて、湯船は空っぽだったので、しっかり栓をしてきました。
おかげで今日はたっぷりとお湯が張られています。
この湯のすぐ近くに、もう一つ湯船がありますが、こちらはほとんど湧出していないようで、ほぼ死に水です。
ネットを見ると、こちらにも入られる方がいるようですが、ドブ臭くって僕には無理です。
こんなドブ水に入らずとも、最高のお湯が準備されていますので、早々入浴しました。
いやーほんと最高!