翌朝、玉山温泉を後にして向かったのは、もちろん温泉です。
しかーし、温泉は温泉でも、ヒト用ではなくウマ用の温泉www
日本中央競馬会(JRA)で走っている現役競走馬が故障した時のために、リハビリテーションを目的にした施設、競走馬リハビリテーションセンターが、いわき市にあるんです。
個人で見学する分には予約なしでOK、見学もタダな上、JRAのカレンダー貰えた。
平日なんで、ほとんど見学者はおらず、ほぼ貸切状態。
お目当てのウマ温泉は、入ってすぐのところにあります。
近くのいわき湯本温泉から引湯されているみたい。
「気持ち良さそうに目を細めたり、あくびをしています」だって。
禿同www
温泉浴施設の奥には、水中トレッドミル(水中歩行)もあります。
午前中にウマのリハビリが行われることが多いとのことで、しばらく待っていたのですが、全然ウマさん現れず・・・
たまたまスタッフさんが通りがかったのでお尋ねすると、今日は温泉リハビリが必要なウマがいないんだって。
温泉好きの同士(ウマ)に会いたかったのに・・・
そろそろ帰るかーと思っていたら、向こうの方にウマさんと調教師さんが。
調教師さん、こちらに気づいたみたい。
ウマ、キター!
調教師さん、わざわざ連れてきてくれました。
現役の競走馬で4歳のメスだそうです(名前聞いたけど、なんだっけ?)
腰痛がひどいらしく、ここでリハビリ中なんだと。
調教師さん「大人しい性格なんで、優しく触ってみてもいいですよ」
ツレ「キャー、すごい筋肉質で引き締まってる〜♡」
温泉好きの同士よ、なんて引き締まった体なんだ。
自分の自堕落ワガママボディーが情けない・・・
残念ながら、温泉タイム中のウマさんには会えませんでしたが、運が良ければ、こんな感じで入浴しているウマさんを見学できる(いわき市観光サイト - いわき市の観光・旅行情報が満載!より引用)。
温泉マスクして、気持ち良さそうに温泉入るなんて、かわいいなぁwww
その後、いわき市の白米(しろよね)鉱泉つるの湯に立ち寄り・・・
南下して、ツレの実家の墓参りをして・・・
さらに南下して、千葉県成田市のとある場所に。
千葉県は天然ガス生産として有名でして、日本第2位の生産量。
ついでにヨウ素(ヨーチンの素)も生産されており、こちらはなんと生産量世界第2位!
なので、千葉県の至る所で、天然ガスやヨウ素を生産するためのプラントがあります。
ここのプラントのすぐ横に川が流れています。
河原を下っていきますと、ありましたありました排湯が。
天然ガスやヨウ素は地下水(かん水)に溶け込んでいますので、汲み上げたかん水から天然ガスとヨウ素を分離します。
分離後のかん水はお役御免ですので、捨てられるわけです。
過去記事にある新潟の排湯とおんなじですね。
こちらのかん水、周囲には油臭とヨウ素臭が漂っています。
触ると30℃くらい。
舐めると海水並みにしょっぱいし、肌にかけると傷口がピリピリ痛い。
これは極少量を自宅のお風呂に足すだけで、十分温泉になりそう。