とあるジモ泉で撃沈した後、同じ九重町内にある別のジモ泉「やぶさめ寿温泉」に向かいます。
住宅街の中を蛇のようにウネウネと作られた細い細い道、軽自動車をレンタルしててヨカッタ、と思うくらいの隘路を進んでいきますと、遊閑地が広がる場所にでます。
ここにポツンとお目当ての共同浴場があります。
こちらも地元の方々が管理されている浴場ですので、近くのお宅で収穫したネギを選別されていたお母さん方にアタック。
先ほど撃沈しましたので、祈る気持ちでお願いしたところ「入って行きなさい」と。
しかもお風呂の使い方まで教えていただきました。
お母さん方、本当にありがとうございました。
こちらは無料です、特に料金箱や寄附金箱はありません。
男女別の入り口があるのですが、現在は左側だけしか使用していないとのこと、左側の扉を開けてみます。
キュン死しそう・・・
なんだ、この作りは。
手前の緑マットは脱衣場で、カゴに衣服を入れます。
そこからは橋のようにスノコ板が湯船に向かっています。
ビールケースを土台にして、その上にスノコ板がぐるりと。
バスチェアーや風呂桶があることから、このスノコ板の上で洗体するようです。
湯船には、湯温が下がらないように風呂蓋がされています。
剥がしてみましょう。
なんだこれ、バルククーラー?
別角度からもう一枚。
湯船は二つに分かれているわけではなく、真ん中部分にブリッジのように渡しがあり、おそらく水圧で拉るのを防いでいるものか?
ブリッジの真ん中に吊られている塩ビ配管からは、源泉の冷鉱泉を自由に足すことができます。
ペットボトルがまた良い味を出してるw
上の写真の右下の配管からは、バルブを開くと加温された鉱泉が湯船の底に注入されます。
湯の触感としては、微粘り気がある、うっすいうっすいうっすい天津飯のタレみたいな感じ。
皮膚を触るとややヌルヌルする、うーん何か今まで入ったことがない浴感だ。
で、源泉をティステイングしてみますが、これまたうーん。
ファーストインプレッションは微鹹味なんですが、だんだんと何とも言えない味が口の中に広がる・・・
ツレにも確認するのですが、二人とも何回もティスティングしても説明できない味(単に語彙力がないだけかも)。
説明できなくてゴメンなさい、でも変な味がするんですよ。
にしても、大好きかもここ。
また九重町に来たら、ぜひ立ち寄りたいお風呂でした。