湯の中で屁を放ったようなブログ -とりとめのない無料温泉-

⭐️⭐️北海道標茶町 廃業温泉のヘンなタンクの湯

今宵のお宿は、オーロラファームビレッジ。

 

お宿に予約の連絡をした際、「山間の林道を来ないといけないので、暗くなる前に早めにきてくださいね」と言われたのですが、到着した時には結構真っ暗。

 

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宿泊は、コテージとロッジがありますが、一人宿泊は自動的にロッジ(素泊まり4,000円くらい)となります。

ロッジにはテレビもないので、やることと言えば風呂に入るだけ。

浴場は、あまり照明がなく、かなり真っ暗の中で入ります。

ちょうど新月でして、都会では絶対に見られない、大盤振る舞いの星空が広がってます。

天の川もよく見える、プチご褒美だ。

 

ロッジに戻って、することないので早くに就寝。

 

翌日の早朝の施設を紹介。

まずは受け付け。

食事付きにすれば、ここでご飯を頂きます。

 

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今回泊まったロッジ。

テレビもトイレも流しもなく、二段ベッドとヒーターのみ。

夜中に、動物が屋根上をドタバタ動き回って、ちょっとうるさかったw

 

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近くには、少し値段が高いコテージも。

こちらはテレビやトイレもあるみたい。

 

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温泉は300mほど離れたところにあるので、車で向かいます。

こちらの温泉は、アル単のモール泉です。

 

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手前にあるのは混浴の大浴場。

 

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奥には、男女別の浴場が。

内湯とバルククーラーの露天二つがあります。

 

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さらにその奥には、ワンちゃん用の温泉までが。

ワンちゃん風呂も掛け流し、素晴らしいです。

 

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夜のお風呂も良かったけど、朝靄で覆われた紅葉を見ながら入る朝風呂は、欣快の至り。

 

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さて、翌朝訪れた無料温泉は、標茶町にある温泉宿。

アクセスは悪くないのに、廃業してしまいました。

いまだに建物は残っています。

近くに源泉があるかもと思い、周辺をウロウロと探してみると、何か怪しげなものを発見。

 

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車から降りて近づいてみますと、なんだこりゃ?

 

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今まで見たことがない構造物。

蓋が割れているので、左側の構造物を覗いてみますと・・・

 

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中には明らかに温泉が溜まっており、モワッと湯気が顔にかかります。

右側の構造物を覗きますと・・・

 

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こっちが湧出場所で、自噴の温泉が配管経由で左側の構造物(タンク)に貯まる仕組み。

 

そして、左側のタンクから出てきた配管で排湯されていました。

汲み湯してみますと、45℃弱のわずかに黄色味の温泉でして、泉質はナトリウム塩化物泉とのこと。

タンクの蓋がなければ、ちょうど良さそうな湯船になるんだけどなぁ。

 

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排湯の先は温泉の川となって、湯気をモワモワさせながら流れて行きます。

 

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その先はどうなっているのかなと思い進みますと、また別の源泉が。

 

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こちらは、硫化水素臭がわずかにする冷鉱泉でした。

 

ちなみに、道を挟んだ反対側にも、冷鉱泉の沼がありました。

 

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こちらは沼地 & 薮のダブルコンボで、一筋縄ではいかない場所。

シューシューと水の音がする場所に、なんとか到着。

こっちも微硫化水素臭のする冷鉱泉でした。

 

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