湯の中で屁を放ったようなブログ -とりとめのない無料温泉-

⭐️⭐️⭐️大分県姫島村 拍子水温泉

次に向かったのは、国東半島の沖合にある小島、姫島です。

この小さな小島にも温泉が1か所あり、源泉湧出口を見学することができるんです。

 

姫島には国東市の伊味港からフェリーに乗って行きます。

片道580円、20分の船旅です。

 

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姫島内の移動はレンタサイクルが便利。

姫島港の近くにレンタサイクル屋さんがあり、1時間200円で借りることができます。

 

島の南側の海岸沿いを進みます。

サイクリングには打ってつけの気温で、秋の海の香を感じながら快晴の午後に乗じて、漕ぐペダルも軽やかです。

 

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ペダルを漕ぐこと30分、姫島の東側に到着。

拍子水温泉という標識があり、温泉施設が見えてきました。

 

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こちらの建物のすぐ隣に、お目当ての拍子水温泉の源泉があります。

 

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ずずっと近寄ります。

 

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石垣?コンクリ?で囲われた池には黄金色の水を湛えています。

源泉湧出口は、白い手摺りの橋の先端に見えてます。

 

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すごっ!

すごい勢いのガスを伴って24.9℃の鉱泉が湧き出しています。

「姫島火山に湧出する鉱泉「拍子水温泉」の地球科学的研究」(http://www.j-hss.org/journal/back_number/vol64_pdf/vol64no4_354_368.pdf)によると、このガスは二酸化炭素だそうです。

論文が正しいのかどうか、自分の舌で確認。

うん、強炭酸!

炭酸泉によくある、鉄味があるシュワシュワ感。

 

この源泉の横には、拍子水温泉の謂れが説明されています。

 

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この源泉は無料ですので、好きなだけ飲んで、好きなだけ持って帰ることができます。

が、せっかくなので、お隣に併設されている温泉施設にも入浴。

入浴料310円を支払って、浴場の扉を開けますと、バックに海が見える2槽が。

 

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右側の茶色の浴槽は、源泉に温水を加えたもので、体が温まります。

 

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左側の浴槽には、先ほどの源泉から直で掛け流されており、泉質は炭酸水素塩泉とのこと。

 

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こちらの源泉掛け流し、飲泉の炭酸感からの予想とは違い、意外と泡付きは少なめ。

しかし、自分が大好きな入浴方法である、温かいのん、冷たいのんを交互浴できて、大満足のお風呂でした。