秋田県の某所。
この建物の近くまで行くと、風向きによっては硫黄の良いアロマがしてきます。
この建物、入浴後の休憩室だったと思われます。
もう使われなくなってかなりの月日が経っているみたい。
室内の畳のくたびれ具合からも、相当な期間、放置されているのかも。
硫黄アロマの発生元を探り当てるため、鼻をクンクンヒクヒクさせて徘徊すると、川向かいに求めていた源泉を発見。
川の土手から立ち上がった配管の途中が折れており、その部分から垂れ流されています。
川の中に埋まった土管が見えます。
井戸の跡?
今は源泉近くで垂れ流されていますが、本来、配管は川の手前まで伸びて、このコンクリのタンクまで引っ張ってきていたようです。
この貯湯槽の後ろにある建物、これが廃浴場。
建物内には小さな脱衣所があり、その奥には二人くらいしか入れないほどの小さな浴場があります。
洗い場は土が剥き出しでして、カッピカピにひび割れている。
こちらも、しばらく使われてなさそうです。
とりあえず源泉は生きています。
しかし源泉は川の向こう側。
仕方がない、行くしかないでしょ。
うー、川の水、ちょー冷たいよ。
源泉の近くに来ると、かなりの硫黄アロマが広がっています。
冷鉱泉が落ちた地面には、白い湯の花がいっぱい。
口に含むと、大好きな濃厚硫黄がブワッ。
冷鉱泉の温度は12.8℃。
うー、こっちも、ちょー冷たいよ…