湯の中で屁を放ったようなブログ -とりとめのない無料温泉-

⭐️福島県棚倉町 清透なT鉱泉

廃田を横目に森に分け入ります。

場所はここで合ってるのかな?

 

 

合ってたw

 

 

展望台みたいに2階に上がれる構造物。

この下に白い樽と、汲むための桶が用意されてます。

 

 

白い樽には、緑色のホースから鉱泉が注がれてます。

 

 

11.8℃とヒンヤリ。

飲んでみましたが、無味無臭。

浴びてみましたが、サラッとした肌感。

 

 

緑色のホースは、せせらぎに沿って、さらに奥の方に伸びてます。

 

 

10メートルほど奥に進むと、ロープが横に渡っており、痛んで脆くなった布が垂れ下がってる。

たぶんこれ紙垂、聖域なんだろな。

 

 

紙垂の向こう側には、コンクリ枡の源泉がありました。

 

⭐️千葉県君津市 その他もろもろモール泉

千葉県の君津市では、戦後の高度成長期の食糧増産に合わせて、上総掘り(かずさぼり)という技術を利用して、地下水を農業用灌漑に使用していました。

そして、一部の地下水は、琥珀色をしたモール泉なんです。

 

ja.wikipedia.org

 

 

その1

 

その2

 

その3

 

その4

 

それにしても、君津市はモール泉が多いなぁ。

⭐️⭐️千葉県君津市 滑床川からの硫黄泉

悄然とした林の中を流れる小川。

滑床の岩盤上を清流が流れています。

 

 

川縁の土手に洞窟みたいなのが。

 

 

数メートルほど四角に掘られた奥の壁には石仏が彫られています。

石仏が人型というのが、かろうじて分かる程度。

長い年月を経て、かなり風化しているのかな。

 

 

この洞窟の周囲には明らかに人の手で掘られた、縦に細長いトンネルが2ヶ所あります。

そのトンネルの中から水が流れ出てきて、小川に合流しています。

 

 

多分これ、“二五穴(にごあな)”という用水路かと。

 

ja.wikipedia.org

 

トンネルの間口が二尺五尺からその名がついた灌漑用の人工トンネルで、江戸時代から明治時代に作られたそうです。

 

このトンネルの下流に、十字状に滑床が掘られた場所があり、周囲にわずかに硫化水素臭が。

 

 

その十字の片側の岩盤から茶水が流れ込んでいます。

 

 

そして、その流れの道筋に付着した硫黄成分による白いモケモケとした湯の花。

 

 

口に含むと、弱い有機物臭に強い硫化水素臭が。

17.4℃の紛うことなき鉱泉でした。

 

⭐️⭐️ 千葉県鴨川市 運び湯用の硫黄泉源泉

とある温泉施設で、運び湯として利用されている源泉に向かいます。

 

進んでいくと、素掘りの隧道が。

内部は真っ暗で、結構怖い。

 

 

隧道抜けて見えてきたのが、タンク車が汲むための貯湯槽。

ただ仄聞によると、今はここから汲んでいないという話も。

 

 

そこから河岸まで降りていくとありました、源泉が。

 

 

源泉の真下の擁壁から飛び出した配管からは、硫黄臭が強い15.4℃の冷鉱泉が垂れ流されています。

 

 

周囲の河岸を探索すると、別に染み出した冷鉱泉や、あぶくを生じる場所も多く見られましたよ。

 

⭐️千葉県鴨川市 粟斗タンク鉱泉

うっすら緑色の硫黄泉を沸かして供する粟斗温泉。

循環していますが、非加熱源泉の蛇口を捻れば、硫黄アロマの冷鉱泉を楽しめます。

 

 

その近くにある温泉スタンドが「粟斗タンク鉱泉」。

 

 

温泉マークがあるこっちのタンクは、昔利用していたのか、今は空っぽ。

 

 

今は、こっちのタンク内に貯湯されています。

 

 

何も案内がないのですが、多分これ寄付金箱。

 

 

寄付金箱の足元にある配管。

バルブを開くと、わずかに鹹味がするヌルヌルとした22.8℃の冷鉱泉を利用できます。

 

⭐️⭐️千葉県鴨川市 元名の鉱泉

鴨川市にある「元名の鉱泉

かなり狭隘な道路を通っていきます。

今回、軽自動車をレンタルしましたが、普通車では到達できないと思います。

 

 

駐車場から降りていきますと、まずは公衆トイレがあります。

トレッキングルート上ですので、ここでトイレ休憩するんだろうな。

 

 

トイレの奥にある黄色のスイコータンクが元名の鉱泉

 

 

傍には、朽ちかけた木の案内板が。

 

 

左のタンクには鉱泉は流れておらず、右のタンクの上の蓋に、土手からのホースで鉱泉が注がれて、そのまま蓋からオーバーフロー。

 

 

16.0℃のかなり硫黄臭が強い冷鉱泉

タンクの中は蜘蛛の巣状に湯の花が絡み合っていました。

 

 

湧出元の土手には、配管が繋がっていない別源泉もありますよ。

 

 

⭐️千葉県南房総市 増間温泉跡

南房総市にある、増間(ますま)温泉跡。

別名、真杉温泉とも言われています。

 

 

草に埋まって見逃しそうな案内板があります。

 

 

「房陽郡郷考によると増間郷に三杉と言う温泉があり皮膚病に特効があり多い日には百五十人も近隣の郷村から押し寄せたとある。吉野勇助先生のお話によると大正十二年の関東大地震の時に湯王権現を祭る湯元に大きな爆発音がして白煙を噴き上げたが以後水が出なくなり僅かに湯元を潤す程の水量で温泉には水が来なくなり自然に閉鎖されたと言う。
昭和四年十一月吉日 増間区」

 

閉鎖?水が出ていない?マジ?

 

茂みの奥に入っていくと、コンクリートブロックで円筒状に囲われた源泉槽がありました。

 

 

こちらには真杉鉱泉と書かれていますね。

 

 

蛇口を開くと、ちゃんと水が出てくるじゃん。

ほんのりと硫黄臭がしますし、鉱泉が落ちた周囲には白い湯の花が形成されていましたので、今でも全き鉱泉が出ているようです。