鹿ノ子ダムを通り過ぎて、途中から整地された林道を進んでいきます。
林道を走ること10分ほど、左手に開けた、景色のキレイな場所が見えてきます。
ここのどこかに鹿の湯があるはず。
ウロウロと探索してみると、怪しげな沼地が。
目を凝らしてみると、沼の真ん中の水面に波紋が見えます。
これね。
こんなこともあろうかと、長靴を持ってきてて良かった。
長靴に履き替えて沼の中に入ってみますが、かなりのズブズブ具合で、迂闊に歩を進めると大ゴケしそう。
なんとか波紋まで、辿り着きました。
直径50cmほどのケーシング管には、苔がびっしりと生えており、その中から湧き出しています。
良く見ると、大きなケーシング管の中に、さらに直径10cmほどの配管が埋まっており、そこから大量の泡を伴った、30℃ほどのお湯が湧き出していました。
ここにソケット使って100φの塩ビ管ぶっ刺して、エルボで90度曲げて、その先にタケノコ取り付けて、ホースで陸場まで引っ張ってくれば、プールに貯められるな。
ちなみに沼の脇には、昔この温泉を利用していた営林署の湯船の証跡と、おそらく当時のヤカンやお皿が残っていました。