ニセコ周辺のとある廃業した温泉宿。
ここのどこかに垂れ流されてるはずなんだよなぁ、と横を見るといとも簡単に発見。
ちょっと湯気が立って、温泉藻が繁茂している。
この流れの右岸には、基礎が残っております。
ここの宿は内湯が2ヶ所あり、ここはその一つの湯船だったと思われます。
左岸にも基礎が残ってます。
こちらは洗濯場と大広間が続いていたはず。
大広間の奥に、別の内湯跡が残っています。
その奥には、混浴露天風呂の証跡が。
全部更地にはせず、基礎や湯船を残している理由は何なんでしょうか?
ありし日を忍ばす程度の崩れ荒れ具合が、とっても頽廃的。
残念ながら露天風呂にも温泉は流れ込んでおらず、雨水にオタマジャクシが悠々と泳いでいました。
元に戻って、先ほどの温泉の流れを辿って行きます。
ありました、温泉はまだ生きていました。
63.6℃と高温で、ここはもちろん、先ほどの下流でも熱くて入浴できないくらい。
ちなみに、ここの旅館、源泉が2本あったはずなのですが、残念ながら1本しか見つけれられませんでした。