湯の中で屁を放ったようなブログ -とりとめのない無料温泉-

⭐️⭐️⭐️北海道釧路町 イワボッケ(岩保木)温泉

イワボッケ(岩保木)は「イワ・ポキ(山の下)」という意味だそうで、名前の通り、山を臨む場所にイワボッケ温泉はあります。

もともとこの地域は、温泉付き別荘地として開発されたのですが、アクセスが悪かったのか、全く売れず荒れ放題になっています。

 

未舗装の道を車で走った先に、茶色の水がゆるく流れ出ている場所があります。

これ、垂れ流された温泉が作った川。

ここからは、茶色の水を辿って徒歩で進んでいきます。

 

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人が通った形跡はなく、足元には鹿の足跡と糞しかない。

背丈くらいの笹の藪漕ぎをして・・・

 

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グチョグチョの沼地のようなところを越えて・・・

 

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やっとこさ見えてきました、浴場跡が。

 

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浴場の真前に源泉があり、昔は配管で浴場内に引っ張ってたみたい。

 

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源泉の横には、先人が入浴したであろうプラスチックの容器がそのままに。

プラスチック容器は、紫外線によってボロボロで穴が空いており、中には苔やら温泉成分やらでデロデロ状態。

数年は誰も来てなさそうな感じがします。

 

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このプラスチック容器を利用するのはちょっと無理なので、容器を脇へ移動させてもらい、自前のプールを設置して、温泉を溜めます。

 

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温泉が溜まるまで、廃墟の浴場内を観察。

なかなか大きな湯船があります。

別荘それぞれに配湯するのではなく、住人はここの浴場に来て、温泉に浸かる計画だったのかな?

 

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10分ほどで、プールも満水になりました。

 

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無色透明の30℃強の温泉で長湯できるのですが、ちょっと前にヤマビル3匹に噛まれた傷口がピリピリ染みる。

少し舐めてみますと、かなり塩っぱい強塩泉で、湯上がりも体がベタベタします。

同じエリアにある山花温泉 リフレと同じような塩っぱさでした。

 

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