和歌山県の川湯温泉は、湯ノ峰温泉や渡瀬温泉のすぐ近くにある、小さな小さな温泉街。
大塔川沿いに小さな温泉宿がたくさんあり、夏場は川面を見ながら夕涼みが気持ちいい。
一方、冬になりますと、大塔川を堰き止めて作られる無料の露天風呂「仙人風呂」が有名です。
今回、10年ぶりくらいに「仙人風呂」にやってきました。
入浴時間は6:00-23:00までなのですが、今年はコロナ禍で時短営業でして21:00まで。
でも、ここは日が暮れてからが素晴らしいんですよ。
温泉街の表通りから河原に降りますと、対岸に向かって橋がかかっていますので、渡ります。
なるべくゆっくり入浴したかったので、お宿の夕食の時間帯を狙ったところ、まぁまぁ空いていました。
こちらは11月から2月ごろまで限定の露天風呂でして、ショベルカーで河原を掘って作るそうです。
「千人風呂」ではなく「仙人風呂」なのですが、タテ50m×ヨコ16mと千人が余裕に入れそうな大きさ。
底からは73℃の単純泉が湧き出してます。
所々熱い部分もあり体がすぐにホカホカになりますが、熱くなればライトアップされた森を見ながら冷気に当たると、すごく気持ちいいですよ。
ちなみに、こちらは素っ裸では入れません。
水着、湯浴み着、タオル巻きで入りましょう。