対向車が来ても対応できないくらいの(対向車が来る気配はないけど・・・)すごい山道を車で登っていき、野湯への杣道入り口で駐車。
ここから徒歩で、いざ出発!
ほんの少し歩くと、木と鉄板のボロボロの橋を渡ります。
この道は大昔の街道なので、周囲一帯に石組みがあります。
おそらく宿場や茶屋があったのかな?
途中で右側に沢を登っていきます。
そこから5分ほどのところを右手の沢に向かって降りていきますと、温泉を祀った祠が見えてきます。
ここまで来ると、もうゴールはすぐです。
川の大きな岩の割れ目から、白い湯の花たっぷりの温泉が湧き出しています。
先人が岩の割れ目から湯を汲みやすいように、土手を作って、そこに配管を貫通させていました。
湯量はそれほど多いわけではないのですが、硫化水素臭がしっかりする25℃ほどの綺麗な湯が垂れ流されていました。
配管にホースを繋いで、ワンちゃんプールに注ぎ込もうと四苦八苦しましたが、結局水圧が弱くプールに溜めることができず、汲み湯をして帰りました。